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児童福祉I

科目
児童福祉I
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
16612
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
荻須 隆雄
授業の概要
児童福祉は、「発達する生活者」である児童(子ども)の権利が尊重されるために、すべての児童が、健康で明るく、人間らしく生活し、発達することができるように、児童の最善の利益を考慮して、児童自身と保護者・社会が取り組んで行くための関連諸制度・活動とされる。本授業では、児童福祉の理念、今日のわが国の社会と児童や家庭に関する問題、児童家族福祉に関する法体系、児童福祉施設・事業、児童福祉専門・関連機関、および児童・家庭の福祉に係わる諸施策を中心に取りあげる。
到達目標
児童福祉の理念、わが国の児童福祉制度の歴史と現状、現代社会と児童・家庭に係わる児童問題・福祉問題などについて、保育士および教育職員に求められる基礎的知識、考療力を修得できることに重点を置きたい。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
児童福祉の理念:1 児童(わが国の児童福祉の領域では、乳児~満18歳未満の者をいう)の発達と児童福祉、日本および欧米主要国における児童福祉の歴史、児童観、児童憲章、児童の権利条約等について学ぶ。(1)授業で扱う予定の内容について、あらかじめ指定教科書の該当する部分を読み通し、理解が困難な用語や内容を整理しておくこと。
(2)購読している新聞やインターネット上の厚生労働省、文部科学省等や関連サイトの最新情報中、授業内容に関連する記事、情報を収集すること。
第2回目
児童福祉の理念:2 児童(わが国の児童福祉の領域では、乳児~満18歳未満の者をいう)の発達と児童福祉、日本および欧米主要国における児童福祉の歴史、児童観、児童憲章、児童の権利条約等について学ぶ。
第3回目
現代社会と児童家庭福祉問題:1 児童虐待、非行、不登校、事故等、現代社会の児童家庭福祉問題、育児・養育環境の変化に伴う子育て家庭支援サービスの必要性、家庭養護と社会的養護、近年の児童福祉法改正の社会的背景等について考察する。
第4回目
現代社会と児童家庭福祉問題:2 児童虐待、非行、不登校、事故等、現代社会の児童家庭福祉問題、育児・養育環境の変化に伴う子育て家庭支援サービスの必要性、家庭養護と社会的養護、近年の児童福祉法改正の社会的背景等について考察する。
第5回目
現代社会と児童家庭福祉問題:3 児童虐待、非行、不登校、事故等、現代社会の児童家庭福祉問題、育児・養育環境の変化に伴う子育て家庭支援サービスの必要性、家庭養護と社会的養護、近年の児童福祉法改正の社会的背景等について考察する。
第6回目
現代社会と児童家庭福祉問題:4 児童虐待、非行、不登校、事故等、現代社会の児童家庭福祉問題、育児・養育環境の変化に伴う子育て家庭支援サービスの必要性、家庭養護と社会的養護、近年の児童福祉法改正の社会的背景等について考察する。
第7回目
児童福祉に係わるわが国の法体系と実施体制:1 わが国の児童福祉に係わる法体系、施策の体系、児童福祉に関する行政機関と関連機関、児童福祉施設・事業等について理解する。
第8回目
児童福祉に係わるわが国の法体系と実施体制:2わが国の児童福祉に係わる法体系、施策の体系、児童福祉に関する行政機関と関連機関、児童福祉施設・事業等について理解する。
第9回目
児童福祉に係わるわが国の法体系と実施体制:3わが国の児童福祉に係わる法体系、施策の体系、児童福祉に関する行政機関と関連機関、児童福祉施設・事業等について理解する。
第10回目
児童福祉に係わるわが国の法体系と実施体制:4わが国の児童福祉に係わる法体系、施策の体系、児童福祉に関する行政機関と関連機関、児童福祉施設・事業等について理解する。
第11回目
児童家庭の福祉に係わる施策:1母子保健、障害児の福祉、児童健全育成、保育、自立支援を要する児童の福祉、ひとり親家庭の福祉、子育て支援の目的、民間サービス等、児童家庭に対する保健・医療・福祉サービスの現状と課題について理解、考察する。
第12回目
児童家庭の福祉に係わる施策:2母子保健、障害児の福祉、児童健全育成、保育、自立支援を要する児童の福祉、ひとり親家庭の福祉、子育て支援の目的、民間サービス等、児童家庭に対する保健・医療・福祉サービスの現状と課題について理解、考察する。
第13回目
児童家庭の福祉に係わる施策:3母子保健、障害児の福祉、児童健全育成、保育、自立支援を要する児童の福祉、ひとり親家庭の福祉、子育て支援の目的、民間サービス等、児童家庭に対する保健・医療・福祉サービスの現状と課題について理解、考察する。
第14回目
まとめ
第15回目
期末試験筆記試験

教科書
(1)新・保育士養成講座編纂委員会編「新保育士養成講座2巻:児童福祉」全国社会福祉協議会
(2)ミネルヴァ書房編集部「社会福祉小六法2006」ミネルヴァ書房
参考文献
(1)「国民の福祉の動向(最新版)」厚生統計協会
(2)その他、授業内容に関連して紹介します。
成績評価方法
授業参加状況(10%)、レポート(30%)、学期末試験(60%)を目安とする予定です。
そのほか受講者への指示/メッセージ
新聞には、保育所、ベビーホテル等無認可保育施設、児童館、放課後児童健全育成事業(学童保育)、公園、子育て支援、子どもの健康・安全、育児や幼稚園、小・中学校の教育等、子どもに関する記事は多い。新聞記事を授業内容の理解に役立てて欲しい。

更新日:01/15/2006
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