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総合演習

科目
総合演習
区分
教育学科科目群
授業コード
1615056133
開設セメスター
5S6S
曜日・時限
春 金/910秋 金/910
単位数
2単位
担当者名
今尾 佳生
授業の概要
学校教育においては児童・生徒への豊かな人間性や社会性、国際性の育成が強く求められている。幼稚園から高等学校までに至る教職関連の必修科目として設定されている本演習では、教員を目指している受講生に対して、人類としての対応を迫られている地球規模の諸問題についての展望と対応についての知識や理解を深め、討議を通して各自の洞察を深めるとともに、K-12に対する当該問題の指導のあり方を構想し、かつ修練して行くことを目的とする。具体的なテーマとしては年度ごとに社会・国際情勢をにらみながら重要度の高い問題をピックアップし、場合によっては、当該問題についての有識者を招聘して講話を受けるオムニバス方式の採用を視野に入れる。
到達目標
当該問題探求のための調査・研究能力を高めることを主とし、「総合的な学習の時間」の趣旨を理解し、適切な学習指導計画を策定するための知識・技術の習得を従とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
総合的な学習の時間の意義と調査・研究能力涵養の重要性 新指導要領の趣旨/総合的な学習の時間の学習課題/問題設定法/概念分析『新しい総合演習』第1章をよく読んでおくこと
第2回目
国際問題を考える視点 国際理解/国際関係/国際紛争/民族問題『新しい総合演習』第章節をよく読んでおくこと
授業前日までの新聞から当該問題に関する記事をいくつかスクラップしておくこと
第3回目
人権問題を考える視点 世界の差別問題例/日本の差別問題例/差別問題の構造『新しい総合演習』第章節をよく読んでおくこと
授業前日までの新聞から当該問題に関する記事をいくつかスクラップしておくこと
第4回目
環境問題を考える視点 現代文明と環境汚染/環境汚染の淵源/環境アセスメント『新しい総合演習』第章節をよく読んでおくこと
授業前日までの新聞から当該問題に関する記事をいくつかスクラップしておくこと
第5回目
情報化社会問題を考える視点 情報と情報化/情報環境の変化/ネットワーク社会のメリットとデメリット『新しい総合演習』第章節をよく読んでおくこと
授業前日までの新聞から当該問題に関する記事をいくつかスクラップしておくこと
第6回目
健康問題を考える視点 現代文明と健康問題/社会環境の健康への影響/健康回復のための方策『新しい総合演習』第章節をよく読んでおくこと
授業前日までの新聞から当該問題に関する記事をいくつかスクラップしておくこと
第7回目
都市化問題を考える視点 地縁共同体の崩壊と都市化/都市問題/都市生活の改善『新しい総合演習』第章節をよく読んでおくこと
授業前日までの新聞から当該問題に関する記事をいくつかスクラップしておくこと
第8回目
「総合的な学習の時間」の授業計画と指導(1)授業構成の原理/目的・目標の設定/周辺地域の実態調査/発達段階の考慮『「生きる力を育むポートフォリオ評価』第1、2章をよく読んでおくこと
第9回目
「総合的な学習の時間」の授業計画と指導(2)目標に即した教材の分析・選定と授業構成/教師の指導性と支援/年間授業計画の策定同上
第10回目
「総合的な学習の時間」の授業計画と指導(3)評価の基礎理論/ポートフォリオ評価/支援体制の整備『「生きる力を育むポートフォリオ評価』第3、4、5章をよく読んでおくこと
第11回目
グループ発表(1): 国際問題を考える発表と批評/問題点の抽出発表担当者は事前にレジュメ等の準備をしておくこと
第12回目
グループ発表(2): 人権・福祉問題を考える発表と批評/問題点の抽出発表担当者は事前にレジュメ等の準備をしておくこと
第13回目
グループ発表(3): 環境問題を考える発表と批評/問題点の抽出発表担当者は事前にレジュメ等の準備をしておくこと
第14回目
グループ発表(4): 情報化社会の問題を考える発表と批評/問題点の抽出発表担当者は事前にレジュメ等の準備をしておくこと
第15回目
グループ発表(5): 健康問題を考える発表と批評/問題点の抽出/全体のまとめ発表担当者は事前にレジュメ等の準備をしておくこと

教科書
『新しい総合演習』/中野重人監修/保育出版社/2,477円
『「生きる力」を育むポートフォリオ評価』/村川雅弘編/ぎょうせい/2,400円
参考文献
『小学校学習指導要領(平成10年12月)』/大蔵省印刷局/240円
『学びのためのカリキュラム論』/グループ・ディダクティカ/勁草書房/2,600円
『事例に学ぶ学校と地域のネットワーク』/今野雅裕編/ぎょうせい/2,800円
☆その他随時紹介する。
成績評価方法
(1) 発表  50%
 ☆授業で扱った問題に則した「総合的な学習の時間」の授業プランをグループ単位で作成し、発表する。詳細については授業時に説明する。
(2) レポート  50%
 ☆各自の当該問題に対する調査・研究成果、及び「総合的な学習の時間」の授業プランを所定のフォーマットでまとめたものを提出する。詳細については、授業時に説明する。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:03/01/2004
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