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学校経営と学校図書館

科目
学校経営と学校図書館
区分
教育学科科目群
授業コード
16367
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/78
単位数
2単位
担当者名
河西 由美子
授業の概要
学校図書館の運営を考える際に、学校経営という視点がなぜ関係してくるのか。学校教育における学校図書館の位置づけを、法律・制度・歴史・学習理論などの面から考察することで、理想的な学校図書館のあり方を探る。
到達目標
新しい学習指導要領の下で、現実の学習活動へ効果的な貢献のできる学校図書館の姿を受講者が具体的に描き出せることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
導入 自己紹介・課題設定・問題意識の構築事前にシラバスを読み授業内容を把握しておくこと。
第2回目
学校図書館の歴史と制度(1) 学校図書館法・制度「学校図書館法」を理解する。
第3回目
学校図書館の歴史と制度(2) 専門職とその配置(学校図書館の司書および司書教諭の役割)司書教諭とはなにか。
第4回目
学校図書館の機能(1) 機能と運営上のポイント学校図書館とはどのような機能を持つ校内施設なのか。
第5回目
学校図書館の機能 (2) 問題点と課題自分なりの問題意識をもち、学校図書館のあるべき姿を考える。
第6回目
学校図書館運営の事例(1) 演習:事例に見る問題点・課題とその克服事例により理解を深める。自らも積極的に関連事例を調べる。
第7回目
学校図書館運営の事例(2) 演習:事例に見る問題点・課題とその克服事例により理解を深める。自らも積極的に関連事例を調べる。
第8回目
学校図書館運営の実際(1)資料管理・メディアの構成具体的な業務について理解を深める。学校図書館での作業経験があればなおよい。
第9回目
学校図書館運営の実際(2)図書委員会・ボランティア・地域との連携具体的な業務について理解を深める。学校図書館での作業経験があればなおよい。
第10回目
学校図書館運営の実際(3)教育課程の展開への寄与(校内での位置付け・存在感)学習指導要領の中の学校図書館の位置付けを確認しておく。
第11回目
学校図書館の教育的役割(1)利用指導・読書指導自らが司書教諭となった場合にどのような指導・支援ができるのかを具体的に想定し、不足している知識を補う。
第12回目
学校図書館の教育的役割(2)授業での利用自らが司書教諭となった場合にどのような指導・支援ができるのかを具体的に想定し、不足している知識を補う。
第13回目
学校図書館の教育的役割(3)総合的な学習の時間・情報教育との関連現行の学習指導要領に寄与する学校図書館活動とは何かを考える。
第14回目
課題発表・意見交換未定未定
第15回目
まとめ総括自らの学習成果を振り返る。

教科書
「学校経営と学校図書館」 樹村房 2002年 (旧版に同タイトルがあるので注意すること)
参考文献
随時指示する。
成績評価方法
最終評価の方法(試験あるいはレポート)は受講者数を勘案して決定する。授業内課題・平常点(主体的に学ぶ姿勢)
そのほか受講者への指示/メッセージ
学校図書館司書教諭取得のための5科目のうち、もっとも総合的な内容を取り扱う科目である。これから取得を志す学生は、まず本科目から受講をはじめることを薦める。2年次・3年次での履修が望ましい。

更新日:01/27/2004
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