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政治学(国際政治を含む)

科目
政治学(国際政治を含む)
区分
教育学科科目群
授業コード
56368
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
阿久津 博康
授業の概要
この講義では、政治とは何か、という根本的な問題から出発し、政治学の基礎概念とアプローチ、政治と国家の関係、国家の役割、政治システムとその機能等について日本の事例を中心として考えるとともに、国内政治と国際政治の違い、現代の国際政治の諸問題と国際社会における日本の位置や役割等について考える。毎回の講義では話題として取り上げた問題について短い討論の時間を設けるとともに、次回の講義で提出してもらう小課題を与える。
到達目標
・政治学および国際政治学の基礎概念を習得する。
・最低限日本の政治制度について基礎知識を習得する。
・主要な国際問題について基礎知識を習得する。
・習得した基礎概念や基礎知識に基づいて国内外の具体的な政治現象を分析できるようになる。

授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義の概要 講義の内容と進め方について
政治とは何かについて
その日の新聞を一部持ってくること。どの新聞社のものでも構わない。
第2回目
政治と政治学 パワー(権力)概念を初めとする政治学の基礎概念について政治学のアプローチについて 課題提出
第3回目
政治システムとその機能 日本の政治の仕組みとその機能について課題提出
第4回目
政策過程 政策とは何かについて
日本の政策形成について
課題提出
第5回目
選挙と政治参加 民主主義と政治システムについて課題提出
第6回目
情報と政治 マスメディアと政治の相互作用について課題提出
第7回目
総括(1) これまでの講義のまとめ課題提出
第8回目
国際政治と国際政治学国際政治とは何かについて
国際政治と国内政治の違いについて
国際政治学の基礎概念とアプローチについて
その日の新聞を一部持ってくること。どの新聞社のものでも構わない。
第9回目
現代国際システムの成立ウェストファリア体制、19世紀型国際システムについて課題提出
第10回目
国際システムとその変動(1)冷戦から9.11の国際システムについて課題提出
第11回目
国際システムとその変動(2)ポスト冷戦・ポスト9.11の国際システムについて課題提出
第12回目
国際システムと日本(1)冷戦時代の日本の外交・安全保障について課題提出
第13回目
国際システムと日本(2)ポスト冷戦・ポスト9.11の国際システムと日本の外交・安全保障について課題提出
第14回目
総括(2)これまでの講義内容のまとめ
第15回目
予備日

教科書
・久米郁男等著「政治学」有斐閣(2003)
・石井貫太郎編著「国際関係論へのアプローチ:理論と実証」ミネルヴァ書房(1999)

参考文献
・薬師寺泰蔵「公共政策」東京大学出版会(1990)
・岩井泰信「立法過程」東京大学出版会(1991)
・田中明彦等編「新・国際政治経済の基礎知識」有斐閣(2004)
・その他については講義で示す。

成績評価方法
出席数、課題、期末試験により評価。
但し、期末試験で及第点に達する自信のない者については、最終講義日までにレポートを提出すれば加点を考慮する。

そのほか受講者への指示/メッセージ
本講義担当者の専門は北東アジアの安全保障(朝鮮半島や台湾海峡をめぐる問題等)です。こうした問題を含め、様々な政治・国際問題について受講生の皆さんと活発に討論できればと願っています。皆さんの積極的な参加を期待しています。

更新日:
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