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社会福祉援助演習

科目
社会福祉援助演習
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
1660756601
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 火/78秋 月/34
単位数
2単位
担当者名
河津 英彦
授業の概要
今日では、保育士や児童指導員においても、様々な保健・医療・福祉等諸機関の専門職と連携して、児童や家族の対人援助を行う機会が増えてきている。
そのため社会福祉の分野で発展を遂げてきた社会福祉援助技術(ソーシャルワークアプローチ)を習得する必要がある。授業は事例等を活用した演習方式で行う。
到達目標
対人援助のための態度(価値と倫理)、知識、技術の基礎を習得する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ソーシャルワークとは何か ソーシャルワークの内容と意義を学ぶソーシャルワークについて調べてくる
第2回目
価値と倫理 ソーシャルワークの価値と倫理について学ぶテキストを読み、価値と倫理について考えてくる
第3回目
自己理解 ソーシャルワーカーの自己理解(自己覚知)について学ぶ対人援助において自分を知ることの意味について考えてくる
第4回目
ソーシャルワークのプロセス ソーシャルワークのプロセスソーシャルワークのプロセスについて他の学問の方法論との比較を考えてくる
第5回目
インテークとコミュニケーション技術 児童虐待の事例(以下12回まで同じ)をもとに出会いとコミュニケーションについて学ぶ信頼関係はどうしたら成立するか考えてくる
第6回目
アセスメント 事前評価の方法について学ぶクライエントへの理解はどうすれば可能か考えてくる
第7回目
プランニング 援助計画について学ぶ一般の仕事のすすめ方であるP-D-Sとソーシャルワークのプランニングはどう違うか考えてくる
第8回目
インターベンションとモンタリング(1)援助方法とモンタリングについて学ぶ困難なケースへの介入・調整はどうすれば可能か考えてくる
第9回目
  〃 (2)  〃  〃
第10回目
ターミネーション援助の終結方法について学ぶ望ましい終わり方について考えてくる
第11回目
ジェノグラム・エママップの使い方ソーシャルワークのスキルとして重要な2つの技法について学ぶ児童虐待とDVについて調べてくる
第12回目
スクールソーシャルワークスクールソーシャルワークとチームワーク、ネットワーキングの重要性について学ぶスクールソーシャルワークについて調べてくる
第13回目
エコロジカル視点とストレングス視点ソーシャルワークの哲学であり、基本的な態度として必要な視点について学ぶ医学モデルとの比較を整理してくる
第14回目
DVとエンパワーメントDVの事例をもとに、ソーシャルワーク重要な方法であるエンパワーメントについて学ぶエンパワーメントについて調べてくる
第15回目
まとめソーシャルワークの基本的方法についてまとめるこれまでに学んだことを整理してくる

教科書
「事例と演習を通して学ぶソーシャルワーク」川村隆彦 中央法規
参考文献
「新・社会福祉援助技術演習」社会福祉教育方法・教材開発研究会編 中央法規
成績評価方法
レポートと期末試験による
そのほか受講者への指示/メッセージ
対人サービスは福祉・教育・医療等幅広い分野で行われている。
社会福祉援助技術を学ぶことは福祉や教育の仕事に直接資するだけでなく、人生の様々な場面で生かすことができよう。

更新日:02/15/2006
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