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ヒューマン・サービス・セミナー

科目
ヒューマン・サービス・セミナー
区分
教育学科科目群
授業コード
56062
開設セメスター
8S
曜日・時限
秋 月/56
単位数
2単位
担当者名
荻須 隆雄
授業の概要
子どもを取り巻く家庭環境、地域環境が急変し、子どもの教育・保育・福祉等に関するニーズ、問題が多様化している今日、幼稚園・保育所や小・中学校等の教育・保育、運営等に当たっては外部の関連諸機関・施設等との連携が極めて重要になってきている。そうした状況下にあって、子どもの教育・保育、福祉等の分野における「対人的に接する専門職(ヒューマン・サービス)」に係わる制度、課題、今後のあり方を取りあげる。授業の後半では、各履修者が関心をもつヒューマン・サービスに関するテーマについて、個別に発表する機会を設けながら議論検討する予定である。
到達目標
1.今日の児童・青少年問題の現状と社会的背景、養育・教育に係わる社会環境の変化に関する理解/2.子どもの教育・保育・福祉等に係わる主要制度の理解
3.子どもの教育・保育・福祉に係わる機関・施設とヒューマン・サービスに関する理解/4.幼稚園、小・中学校、特別支援教育学校と関係機関・施設との連携に関する理解/5.ヒューマン・サービスに関する今日的課題の理解
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ヒューマン・サービスに関する概要および個別的テーマに関する調査 本授業で取り扱う予定の領域、授業の進め方について解説し、併せて履修者の個別的関心テーマについて調査する。予定の授業内容を参考に関心のあるテーマを2,3選定しておくこと。
第2回目
今日の児童・青少年問題と施策:1 不登校、非行等の現状・背景と関連施策参考文献、新聞掲載記事、インターネット等を調べ授業テーマに関する内容を調べること。
第3回目
今日の児童・青少年問題と施策:2 児童虐待、発達障害等に関する相談の実態と関連施策  〃
第4回目
子どもの教育・保育に係わる今日的課題 地域における子育て支援、特別支援教育、幼稚園・保育所・小学校等と関係機関との連携・協働の重要性と課題  〃
第5回目
子どもの教育・保育・福祉に係わる制度:1 幼稚園・保育所、特別支援教育の制度・現状  〃
第6回目
子どもの教育・保育・福祉に係わる制度:2 児童福祉施設(保育所を除く)、放課後児童健全育成事業、児童相談所、福祉事務所、保健所の制度・現状  〃
第7回目
子どもの教育・保育・福祉に係わる制度:3 家庭裁判所、矯正教育機関、関係児童福祉施設の制度・現状  〃
第8回目
子どもの教育・保育・福祉に係わる主要機関・施設におけるヒューマン・サービス:1幼稚園・保育所、特別支援教育におけるヒューマン・サービスと課題  〃
第9回目
子どもの教育・保育・福祉に係わる主要機関・施設におけるヒューマン・サービス:2児童相談所、福祉事務所、保健所・保健センター、乳児院・児童養護施設、放課後児童健全育成事業等におけるヒューマン・サービスと課題  〃
第10回目
子どもの教育・保育・福祉に係わる主要機関・施設におけるヒューマン・サービス:3家庭裁判所、矯正教育機関におけるヒューマン・サービスと課題  〃
第11回目
子どもの教育・保育・福祉に関するヒューマン・サービスに関する個別発表:1履修者による個別テーマに関する発表・意見交換個別に選定したテーマについて、資料の配布、口頭発表ができるように事前に準備しておくこと。
第12回目
子どもの教育・保育・福祉に関するヒューマン・サービスに関する個別発表:2履修者による個別テーマに関する発表・意見交換  〃
第13回目
子どもの教育・保育・福祉に関するヒューマン・サービスに関する個別発表:3履修者による個別テーマに関する発表・意見交換  〃
第14回目
まとめ
第15回目
筆記試験

教科書
資料を配布する予定である。
参考文献
関係省庁による最新の白書類(例…文部科学白書、青少年白書、厚生労働白書、障害者白書、犯罪白書等)/その他、必要に応じて紹介する。
成績評価方法
授業参加状況(20%)、レポート・口頭発表(50%)、学期末筆記試験(30%)の予定
そのほか受講者への指示/メッセージ
履修登録者数、履修者層により、授業計画、成績評価方法の一部を変更することがある。

更新日:01/15/2006
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