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国際関係論

科目
国際関係論
区分
教育学科科目群
授業コード
16360
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/34
単位数
2単位
担当者名
阿久津 博康
授業の概要
この講義では、国際関係とは何かという問題から出発し、国際関係論の基礎概念とアプローチ、そして最近の研究動向を解説するとともに、特に9.11対米テロ攻撃以後の具体的な国際問題を理論的かつ政策的に考える。なお、毎回の講義では話題として取り上げた問題について短い討論の時間を設けるとともに、次回の講義で提出してもらう小課題を与える。
到達目標
・国際関係論の基礎概念を習得する。
・主要な国際問題について基礎知識を習得する。
・習得した基礎概念や基礎知識に基づいて国内外の具体的な問題を分析できるようになる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義の概要 講義の内容と進め方について
国際関係・国際関係論とは何かについて
その日の新聞を一部持ってくること。どの新聞社のものでも構わない。
第2回目
国際関係論の主要な概念 国際関係論の基礎概念とアプローチについて 課題提出
第3回目
国際関係論の理論(1) マクロ理論、特に(ネオ)リアリズムを中心に課題提出
第4回目
国際関係の理論(2) リアリズム以外のマクロ理論、そしてミクロ理論について課題提出
第5回目
国際関係と政治 国際関係の政治的次元、国際政治学について課題提出
第6回目
国際関係と経済 国際関係の経済的次元、国際政治経済学について課題提出
第7回目
国際社会と技術・文化 国際関係と技術革新・伝播の関係、そして文化変容について課題提出
第8回目
現代国際システムの成立ウェストファリア体制、19世紀型国際システムについて課題提出
第9回目
国際システムとその変動(1)冷戦から9.11の国際システムの変容及びその期間の国際問題について考える課題提出
第10回目
国際システムとその変動(2)ポスト冷戦・ポスト9.11の国際システムの変容及びその期間の国際問題について考える課題提出
第11回目
グローバリゼーション論グローバリゼーションという現象を考える課題提出
第12回目
国際関係と日本(1)19世紀以降から冷戦構造崩壊までの国際関係と日本をめぐる外交問題について考える課題提出
第13回目
国際関係と日本(2)ポスト冷戦・ポスト9.11の国際関係と日本をめぐる外交問題について考える課題提出
第14回目
総括これまでの講義内容のまとめ
第15回目
予備日

教科書
・石井貫太郎編著「国際関係論へのアプローチ:理論と実証」ミネルヴァ書房(1999)
参考文献
・田中明彦等編「新・国際政治経済の基礎知識」有斐閣(2004)
・その他については講義で示す。
成績評価方法
出席数、課題、期末試験により評価。
但し、期末試験で及第点に達する自信のない者については、最終講義日までにレポートを提出すれば加点を考慮する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
本講義担当者の専門は北東アジアの安全保障(朝鮮半島や台湾海峡をめぐる問題等)です。こうした問題を含め、様々な国際問題について受講生の皆さんと活発に討論できればと願っています。皆さんの積極的な参加を期待しています。

更新日:02/08/2006
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