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乳幼児心理学

科目
乳幼児心理学
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
56607
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 水/34
単位数
2単位
担当者名
大井 晴策
授業の概要
幼児教育・保育を進めていく上で、乳幼児に対して適切なかかわり方をしていくことが求められる。そのためには乳幼児の発達特徴について十分な理解をしていくことが必要である。そこで本講座は現代社会の特徴を踏まえなら、乳幼児期の発達全般について理解を進めていく。また、遊びを中心に発達に影響する要因について検討していく。
到達目標
1.乳幼児期の発達特徴に対する理解度
2.乳幼児期の発達に影響する要因についての理解度
3.乳幼児期の発達を表す概念の理解度
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
発達に関する基礎的理解 発達の定義:発達とは何かといくことを理解していく。テキスト1~6頁を読み、発達の定義に関する予備知識を得ておく。
第2回目
発達の原理:発達にはどのような原理が働いているかを理解していく。テキスト6~11頁を読み、発達の特質に関する予備知識を得ておく。
第3回目
乳児の発達と特質 新生児の特性:新生児の生理的特性、新生児の知覚、原始反射、原始行動等を中心に新生児の特徴を理解していく。テキスト41~49頁を読み、新生児の特性に関する予備知識を得ておく。
第4回目
乳児期の特性:乳児の身体・運動の発達、知的発達、情緒反応、社会的行動等を中心に新生児期から乳児期への発達過程を理解していく。ビデオによる乳幼児の行動も含め理解していく。テキスト49~62頁を読み、乳幼児期の心身の発達特性全般に関する予備知識を得ておく。
第5回目
幼児期の発達特徴 身体・運動の発達:幼児期の身体・運動の発達について現代社会の特徴を踏まえ理解していく。テキスト65~82頁を読み、幼児期の身体の運動の発達に関する予備知識を得ておく。
第6回目
知覚の発達:幼児期特有の知覚の特徴を理解していく。テキスト85~91頁を読み、幼児期の知覚の特性に関する予備知識を得ておく。
第7回目
記憶の発達:幼児期の記憶の特性を理解していく。テキスト91~98頁を読み、幼児期の記憶の特性に関する予備知識を得ておく。
第8回目
思考の発達:幼児期特有の思考の特性を理解していく。テキスト125~134頁を読み、幼児期の思考の特性に関する予備知識を得ておく。
第9回目
情緒の発達:幼児期の情緒の特徴を理解していく。テキスト151~161頁を読み、幼児期の情緒の発達過程、及びその特性に関する予備知識を得ておく。
第10回目
社会性の発達:大人との関係、こども同士の関係で見られる社会的行動について理解していく。テキスト173~180頁を読み、社会性の発達に関する予備知識を得ておく。
第11回目
遊びと発達遊びの定義:遊びとは何かを理解していく。遊びに関する参考文献を基に、遊びの定義づけをまとめておく
第12回目
遊びの種類:遊びの種類について理解していく。テキスト180~186頁を読み、遊びの種類に関する予備知識を得ておく。
第13回目
遊びの持つ発達的役割:遊びは発達にとってどのような役割を果たしているかを考えていく。テキスト186~188頁を読み、遊びのもつ発達的役割に関する予備知識を得ておく。
第14回目
現代社会における遊びの特徴と問題点:現代社会において遊びはどのような特徴を持っているか、それが発達にどのような影響を果たしているかを考えていく。現代社会に見られる遊びについて、自分の経験と照らし合わせて考えてみる。
第15回目
まとめこれまでの授業を扱った内容を整理しておく。

教科書
保育者のための乳幼児発達心理学/大平勝馬編/建帛社/1950円+税
参考文献
乳幼児心理学/若井邦夫/サイエンス社/2472円
成績評価方法
小テストと期末試験により総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
発達理解を進めていくために、机上の知識だけではく、教育実習等において積極的に乳幼児に触れ、実際的立場から発達を捉えていくことを心がけること。

更新日:01/06/2006
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