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言語環境論

科目
言語環境論
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
16008
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/12
単位数
2単位
担当者名
今尾 佳生
授業の概要
現代社会における多様なコミュニケーションの場における言語使用のあり方を分析し、言語の発生や機能を社会/文化環境との関連において考察する。人間生活の場の多様化、複雑化が顕著である現在、言語と場の関係の研究は有用である。また、言葉は人間が後天的に獲得する優れた人間文化でもある。どういった言語環境の中でどういった人間が育つのか、あるいは、個々の言語が発生し発展してきた過程を探りながら、現代社会における言語環境の有り様に目を向ける。
到達目標
日常の言語使用のさまざまな事例をそれらが起こる環境と関連させながら分析し、理論的に説明できる能力を涵養することを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
導入:言語と社会環境 サピア=ウォーフの仮説/言語過程説/音義説
第2回目
毎日の言葉 儀礼的言語の発生/儀礼的言語の現在
第3回目
言葉と歴史(1)   語源と文化環境
第4回目
言葉と歴史(2)   〃
第5回目
思考と言語(1)   日本語の発想と社会/文化環境
第6回目
思考と言語(2)   英語の発想と社会/文化環境
第7回目
言葉の多義性(1) 感情表現の言葉と社会/文化環境
第8回目
言葉の多義性(2)組織環境における言葉の用法
第9回目
小集団の言語(1)隠語/スラングの発生
第10回目
小集団の言語(2)現代の若者言葉
第11回目
言葉の教育/教育の言葉(1)教師の言葉と生徒の言葉
第12回目
言葉の教育/教育の言葉(2)国語教育の現状と課題
第13回目
言葉の現在  外来語の機能
第14回目
言葉の現在  流行語(1)
第15回目
言葉の現在  流行語(2)

教科書
プリント使用
参考文献
適宜紹介する。
成績評価方法
レポート2通 50×2=100%
受講生各自の言語環境に取材して素材を集め、それを講義時に解説した視点に基づいて分析する。1通は言語環境と教育に関する問題からテーマを取り、もう1通は自由テーマとする。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/31/2005
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