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幼児理解と教育相談

科目
幼児理解と教育相談
区分
乳幼児発達学科科目群
授業コード
160095600956026
開設セメスター
3S4S
曜日・時限
春 月/12秋 月/12秋 月/56
単位数
2単位
担当者名
岩﨑 婉子
授業の概要
幼児を取り巻く環境の諸問題を明らかにし、社会や家庭のあり方を考える。園生活において見られる幼児の問題行動から、その要因を探り、保育者の援助について考える。また、幼児理解を深め、カウンセリングマインドをもつとはどのようなことなのかについて学ぶ。
到達目標
幼児の行動の背景にあるものへの深い理解力と姿勢や子育て支援に不可欠な育児の問題に対する知識の習得
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
保育における基本的な姿勢とは 保育の基本となること、保育するとは事前に幼稚園教育の基本とは何かを考え、自らの保育観や育てたい幼児像について考えておく。
第2回目
幼児を取り巻く諸問題 現代社会における幼児のおかれている環境への理解と、そこから派生する幼児の問題行動について教科書第2章及び第6章を読み現代社会において幼児の発達を疎外すると思われる事項について考えておく。
第3回目
新聞等で報道されている子どもをめぐる事件を取り上げ、その問題が起きた背景や要因について調べる。
第4回目
問題行動への理解 幼児の行動への理解と援助事前に配布した、表面化した幼児の問題行動の様相について自らの学習において深める。
第5回目
幼稚園の役割と教師の役割 保育における教師の役割とは
具体的な保育場面における教師の援助
教科書第6章を読み教師の役割としてまとめられている5点についての内容を学習しておく。
第6回目
教科書内に示されている事例を読み、教師の役割が具体的場面でどのように果たされているかを学習しておく
第7回目
幼児理解とその実践 幼児を深く理解するための諸方法教科書第1章と第7章を読んでおく。
第8回目
個々の幼児の理解教科書第3章及び第7章を読み、幼児の発達に対しての見方や幼児の行動のよみとり方について学習しておく。
第9回目
遊びや活動の中での幼児の理解  〃
第10回目
カウンセリングと幼児理解教科書第4章及び第7章の第1節を読み、カウンセラーと保育者の共通点や相違点について考えておく。
第11回目
幼児の行動観察観察法を用いての幼児理解第5章及び第7章第3節から、幼児の行動観察の方法について学んでおく。
第12回目
記録の分析・考察の仕方行動描写法で記録した幼児の行動の分析と考察の仕方を学習しておく。
第13回目
園における子育て支援とは園と家庭との連携のあり方親の子育て不安の実態を調べ対応を考えておく。
第14回目
多様な子育て支援第8章を読み、幼稚園における子育て支援の工夫を自分なりに考えておく。
第15回目
まとめ幼児教育における保育観の確立14回で学習した内容を復習し、自らの保育観を確立しておく。

教科書
幼児理解と教育相談 玉川大学通信教育学部
参考文献
必要に応じて指示する
成績評価方法
テストやレポート及びその内容発表80% / 授業への参加度20%
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/09/2004
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