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視聴覚教育メディア論

科目
視聴覚教育メディア論
区分
教育学科科目群
授業コード
56338
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/12
単位数
2単位
担当者名
河西 由美子
授業の概要
教材が活字資料から視聴覚資料へと拡大したことで、教育方法の可能性は大きく広がった。近年インターネットに代表されるネットワークを活用したメディアの登場で、学習環境はさらに多様化している。本科目では、視聴覚教育および情報教育の流れを踏まえ、メディアと学習の関係について、メディアリテラシーや情報リテラシーの実践と理論を踏まえて学ぶ。
到達目標
視聴覚教育メディアを活用した学習について、具体的な事例研究を通じてその特色を理解し、自ら学習案を企画し、実践を行う。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
導入 自己紹介・課題設定・問題意識の構築事前にシラバスを読み概要を理解しておくこと。
第2回目
学習のためのメディア 教育とメディア学校教育におけるメディアの活用について事例をあげられるか。
第3回目
メディアの歴史とデジタル・メディア社会 活宇から電子メディアヘどのような歴史を経て、多様なメディアで構成される現代の社会が形成されてきたのかを学ぶ。
第4回目
放送教育・視聴覚教育 歴史と成果テレビ放送・教育放送の発展から教育への影響を考える。
第5回目
インターネットの登場 インターネットの教育利用現在の学校にとってインターネットはどのような価値を持つものかを考える。
第6回目
教育の情報化 体系的な情報教育とは学習指導要領に述べられているメディアと情報を活用した教育について考える。
第7回目
デジタル社会のリテラシー メディア・リテラシー、情報リテラシーデジタル・メディア社会に求められる新たなリテラシーについて学ぶ。
第8回目
メディアを学ぶ (1)事例研究海外のメディアリテラシー教育の事例を学ぶ。
第9回目
メディアを学ぶ (2)事例研究国内のメディアリテラシー教育の事例を学ぶ。
第10回目
メディアで学ぶ (1)事例研究 (インターネットを活用した共同学習)バーチャルな学習環境とコミュニケーションについて学ぶ。
第11回目
メディアで学ぶ (2)事例研究 (インターネットを活用した共同学習)バーチャルな学習環境とコミュニケーションについて学ぶ。
第12回目
メディア関連産業の構造業界研究(出版・広告・放送などのメディア産業について学ぶ)可能であれば専門家を招いて講義とディスカッションを行う。
第13回目
メディア教育の実践企画メディア教育のプログラムを企画する。これまでの授業から自分の問題意識をテーマとして企画案づくりを行う。着眼の鋭さ・創造性がもとめられる。
第14回目
課題発表・まとめ実践発表優秀課題については実際に実践を行う。
第15回目
課題発表・まとめ実践発表優秀課題については実際に実践を行う。

教科書
開講後に指示する。
参考文献
山内祐平著「デジタル社会のリテラシー」岩波書店 2003年
水越伸著「デジタル・メディア社会」新版 岩波書店 2002年
成績評価方法
最終課題は履修者数を勘案して決定する。平常点(主体的に学ぶ姿勢、討論への参加度)も評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
社会教育機関や学校においてメディア教育を担当する可能性のある専門職(社会教育主事、図書館司書、学校図書館司書教諭)を対象とした資格取得のための科目である。メディアに対する関心が高く、新しい実践に前向きに取り組める者が望ましい。ディスカッションなども取り入れるので積極的に発言できる学生を歓迎する。

更新日:01/16/2006
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