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教育学演習II

科目
教育学演習II
区分
教育学科科目群
授業コード
56068
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
大井 晴策
授業の概要
乳幼児期の発達について理解を進めていくたっめに、発達そのものではなく、今日の社会において発達に影響する要因に焦点を当て考察していく。演習Ⅱでは次のようなテーマを中心に進めていく。①少子化、核家族化の中で「家庭におけるきょうだい関係」について捉えていくことにより今日の社会においてきょうだい関係が発達に果たしている役割を考察する。②少子化の中で「仲間集団と遊び」がどのように変化しているかを捉え、それがは発達にどのような影響をしているかを考察する。③「幼児の抱く夢」について調査結果を基に考察する。受講者全員がテーマを分担し発表を行う。その際、文献だけでなく、調査、観察等の手法も取り入れてまとめていく。
到達目標
1テーマに対する理解度。
2テーマの中からの課題の発見と発展性。
3テーマをまとめる力。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション 本演習の概要と進め方シラバスを基に本演習のテーマと内容について、その概要を理解しておく
第2回目
きょうだい関係 「家族の中のきょうだい」:きょうだいの数が家族の人間関係とどのような関りがあるかを考えていく内容を調べ、発表の準備をする
第3回目
「きょうだい関係の類型」:きょうだい関係の類型が時代により変化していることを捉え、発達との関係を考える内容を調べ、発表の準備をする
第4回目
「出生順位と性格」:出生順位によりきょうだいの性格の違いについて考える内容を調べ、発表の準備をする
第5回目
「少子化ときょうだい」:少子化によりきょうだいの数か少なくなっていることの影響を考える内容を調べ、発表の準備をする
第6回目
「ひとりっ子」:ひとりっ子が増える中でひとりっ子に対する認識の変化を考える内容を調べ、発表の準備をする
第7回目
仲間集団と遊び 「遊びの成立条件」:仲間集団における遊びが展開してくための条件を考える内容を調べ、発表の準備をする
第8回目
「遊びの発達的役割」:遊びが発達にとってどのような役割を果たしているかを考える内容を調べ、発表の準備をする
第9回目
「遊びの変化」:現代社会では遊びがどのように変化し、それが発達にどのような影響をしているかを考える内容を調べ、発表の準備をする
第10回目
「伝承遊び」:伝統的遊びがどのように受け継がれているかを考えと共に、伝承遊びを体験する内容を調べ、発表の準備をする
第11回目
「保育と遊び」:保育の場における遊びについて考えていく内容を調べ、発表の準備をする
第12回目
幼児の抱く夢「将来に向けての夢」:大人になったらなりたいことをはじめ、将来に向けての夢について考察する内容を調べ、発表の準備をする
第13回目
「自分の好みに関する意識」:気にって入る遊びなど幼児の好みに関する意識について考察する内容を調べ、発表の準備をする
第14回目
「空想的要素に関連した夢」:サンタクロースの存在を信じるなど、空想的要素に関連した夢について考察する内容を調べ、発表の準備をする
第15回目
まとめ「まとめと展望」:これまでの研究のまとめを行うと共に、これからの研究課題について考えていくこれまで行ったことを整理し、これからの研究課題を考えておく 

教科書
依田明「きょうだいの研究」大日本図書 777円+税
参考文献
授業の中で紹介する
成績評価方法
授業中の発表等、授業への参加度、 レポート内容に基づき総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
各自分担した内容について、授業中に発表を行うこと。教育学演習Ⅲ・Ⅳの研究に発展していける内容を検討すること

更新日:01/11/2006
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