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児童英語指導論B

科目
児童英語指導論B
区分
教育学科科目群
授業コード
16306
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/34
単位数
2単位
担当者名
穐田 照子
授業の概要
一般の教育原理と、子供の第二言語習得分野での最新の理論を学ぶとともに、それに基づいた英語の授業が実際にできるように指導実習を行う。その際、英語の授業はスキルの伝達場ではなく、子供たちが実際に英語を聞き、使う貴重な体験の場と考え、実際の授業を再現したCDを聞きそれを参考にしながら、できるだけ英語で行う。そして、子供たちが心から楽しいと感じ、英語を自然に習得する機会を多く提供するアクティビティのレパートリーを身につける。
到達目標
1.英語で授業をすることに自信を持つ。
2.英語を教えるためのアクティビティのレパートリーを広げる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション I.シラバスに従って必ず下記の予習をしておくこと。
1.教科書の各ユニットの概要と紹介を読む。
2.教科書の各セクションの始めと理論的な説明の部分を読む。
3.教科書の各ユニットの「Topic talk」や「Storytelling」を読んで、アイディアを準備する。
II. 復習としてすること
1.もう一度教科書に付いている「授業記録のCD」を聞く。
2.そのCDを手本に、その単元で使われている語彙の発音とイントネーションを練習する。
3.指導実習で録音した自分の英語を聞き返し、間違っている文章をノートに書き出し、正しい表現に変える。
III. 指導実習に関して行うこと
1.指導実習で試してみたい新しいアクティビティを考える。
2.指導案を作成する。
3.必要な教材を作る。
4.授業で実践するアクティビティをどのように英語で表現するかを考え、書きとめる。
5.指導実習に関連するものをすべて(指導案、教材、クラスメートの評価票、レポートなど)をポートフォリオにまとめる。
第2回目
児童英語教育の目指すもの 母語の習得と第二言語習得、知能の発達と言語学習、指導計画、教育の準備、授業の始め方
第3回目
英語を聞いて行動する/物を作る 英語で指示を与える、英語を聞いて行動する(前進反応法、マイム、ゲーム)
第4回目
指導実習
第5回目
指導実習
第6回目
スピーキング ライムや歌を用いた発音、ストレス、イントネーションの練習
第7回目
指導実習
第8回目
指導実習
第9回目
リーディングリーディングの始め方-音と単語の認識、フォニックス
第10回目
指導実習
第11回目
指導実習
第12回目
ライティングリーディング・アクティビティを応用したライティング・アクティビティ
第13回目
指導実習
第14回目
指導実習
第15回目
子供たちの学習と上達を促す子供の母語による発言に対する返答、言い直し、子供たちの発言の言い換え、いつどのように間違いを訂正するか

教科書
Slattery, Marry & Jane Wilis, English for Primary Teachers, Oxford University Press, 2001 (翻訳 外山節子監修『子供英語指導ハンドブック』オックスフォード大学出版局 2003)
参考文献
五島忠久監修、五十嵐次郎・伊藤克俊・後藤典彦・野上三枝子・樋口忠彦・行広泰三編 『児童英語指導法ハンドブック』 アプリコット1990
中本幹子 『実践家からの児童英語教育法』解説編・実践編 アプリコット 2003
長瀬荘一編 『子供に英語をどう教えるか』明治図書 2000
五島忠久監 『児童英語指導法ハンドブック』アプリコット 1998
成績評価方法
指導実習 50%、ポートフォリオ 50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
教科書や実際の授業を再現したCDを参考に、創造的で楽しい授業を考えてみよう。指導実習は英語で行い、それをビデオに撮る。再生ビデオをもとにクラスでフィードバックし、次回の指導実習の向上の一助にする。なお、実習中に使用した英語を聞き直して自分の英語力向上に役立てるため録音もするので、各自60分テープを用意しておくこと。

更新日:01/16/2006
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