検索 検索トップページ トップページ担当別50音一覧 担当別50音一覧

総合演習

科目
総合演習
区分
教育学科科目群
授業コード
16151
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 金/910
単位数
2単位
担当者名
大谷 千恵
授業の概要
学校教育においては児童・生徒への豊かな人間性や社会性、国際性の育成が強く求められている。幼稚園から高等学校までに至る教職関連の必修科目として設定されている本演習では、教員を目指している受講生に対して、人類としての対応が迫られている地球規模の諸問題についての展望と対応についての知識や理解を深め、討議を通して各自の洞察を深めるとともに、K-12に対する当該問題の指導のあり方を構想し、かつ修練して行くことを目的とする。具体的なテーマとしては年次ごとに社会・国際情勢をにらみながら重要度の高い問題をピックアップし、場合によっては、当該問題についての有識者を招聘して講話を受けるオムニバス方式の採用を視野に入れる。
到達目標
1総合学習のねらい、理論、方法などについての理解を深める。2授業計画を構想する力を養う。3プレゼンテーションやディスカッションのスキルを向上させる。4授業に積極的に参加する(発言する/質問する/提言する)習慣を身につける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション シラバスの確認(授業の目的、達成目標、進め方、発表方法、レポートについて、など)
「総合的な学習」に関して、自分の問題意識を考える。
「総合的な学習」について知っていること、感じていることなどについて簡単に話せるように。
第2回目
「総合的な学習」を知る(1) 地球的視野に経って行動するための資質能力とは?
「総合的な学習」が生まれた背景
自分の問題意識を持ちながら、配布資料を読み、自分の考えを整理してみる。
第3回目
「総合的な学習」を知る(2) 総合学習とはどのような授業を行うのか(ビデオ)?
学校全体の取組み、年間計画などについて
配布資料を読み、自分だったらどのような(どのような問題意識を持って、何に焦点を当てるのか?)総合学習を計画したいか考えてくる。
第4回目
「総合的な学習」の方法(1) テーマの設定の仕方(生徒の実態と問題意識)
国際理解、情報、環境、福祉・健康の各領域ごとの実践例を通して、実践方法
多元的知能論とそれに根ざした統合カリキュラム
配布資料を読んでくる。自分の学習スタイルを分析してくる(自分は文字/イラスト/音声/触覚/体を動かす,etc.など、どのような方法で学ぶと、学びやすいか?)
第5回目
「総合的な学習」の方法(2) テーマ別の具体的なアプローチの紹介
(難民問題、人権問題、環境問題、健康問題、福祉問題など)
配布資料を読み、各問題に対して、自分はどのような問題意識を持っているのか、どのような知識を持ち合わあせているのか、どんな視点が欠けているのか、考えてみる。
第6回目
メディアについて 私達の中にある偏見(ステレオタイプ的な考え方をする自分がいることを確認する)
主観と客観について
偏見をあぶりだすアクティビティ
どのようなメディアの情報を自分は利用しているのか、1つの情報はどこまで信頼できると考えているのか考えてくる。
第7回目
ゲスト・スピーカー (日程により変更あり)日程が決定したら、すぐに連絡します。大谷のホームページで、事前にゲストの過去のお話の内容を確認し、質問を用意してくる。
第8回目
「総合的な学習」を創る(1)
グループ・プロジェクト開始
テーマごとにグループをつくる。
授業案の作り方
自分の興味あるテーマを選び、実践報告書を参考にしながら、テーマ、学習活動、対象学年、学習時期、時間数、場所、学習計画、使用する資料・器具・教材、訪問する場所などを具体的にイメージしながら、授業案フォーマットに沿って考えてくる。
第9回目
「総合的な学習」を創る(2)
グループ・プロジェクト
各グループごとに作業
各グループごとに授業案を提出
必要に応じて、教員に相談しながら、発表に向けて準備を進める。
第10回目
「総合的な学習」を創る(3)
グループ・プロジェクト
各グループごとに添削された授業案の修正
発表に向けての準備
必要に応じて、教員に相談しながら、発表に向けて準備を進める。
第11回目
発表とFeedback(1)グループごとの発表とFeedback各グループごとに、指定された発表日に合わせて準備を進める。発表を終えたグループも、他のグループの発表に対してコメントや質問をしていくので、関連する記事などを収集しておく。
第12回目
発表とFeedback(2)グループごとの発表とFeedback各グループごとに、指定された発表日に合わせて準備を進める。発表を終えたグループも、他のグループの発表に対してコメントや質問をしていくので、関連する記事などを収集しておく。
第13回目
発表とFeedback(3)グループごとの発表とFeedback各グループごとに、指定された発表日に合わせて準備を進める。発表を終えたグループも、他のグループの発表に対してコメントや質問をしていくので、関連する記事などを収集しておく。
第14回目
全体の総括提出されたリフレクション・シートからいくつかを紹介
今回の発表で良かった点、大切なポイント、課題などについて議論
これまでの発表を踏まえて、リフレクション・シートを授業時に提出できるように書いてくる。
第15回目

教科書
配布資料
参考文献
奥山・半田編著『総合演習ワーク・ノート』田研出版。
成績評価方法
各授業での発言・参加20%、授業案20%、発表50%、リフレクション・シート10%
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業ホームページでは、ゲストスピーカーの話の内容などを閲覧できるようにしています。特に「国際理解教育」の授業と「総合演習」は重なる内容も多いので、参考にしてください。また、大谷が担当している他の授業の内容も閲覧できるので、自分の学習に役立ててください。

大谷の授業ページ   http://www.tamagawa.ac.jp/teachers/edu/ohtani/

更新日:01/16/2006
検索トップページ担当別50音一覧