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担当別５０音一覧

科目	声楽基礎II	区分	パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード	57048	開設セメスター	2S
曜日・時限	集中	単位数	2単位
担当者名	江口　正之　他

授業の概要

【２００６年度入学生から適用】この授業は声楽を専門に勉強をする学生の科目である。声楽Ⅰの成果を踏まえステップアップを目指す。実技の上達は自己の意欲が基盤である。毎日の反復練習を積極的に取り組むことが必要とされる。声楽を始めるにあたって基本的な姿勢・口のあけ方・発音、呼吸等の発声を学びまず、歌うための道具つくりを継続する。 コンコーネ５０番を使用して階名唱法・母音唱法で音程、発声の学習を継続する。 イタリア古典歌曲の歌唱法を体得する。

到達目標	イタリア古典歌曲の音楽表現において、無理のない発声で歌える。イタリア語の理解、発音が正確である。 そして、音楽内容を声楽基礎Ⅰより理解や表現の深度を増す。またより密度の濃い自主的学習を行うことを可能にする。

授業計画	テーマ	内容	授業を受けるにあたって
第1回目	基本発声・イタリア語の発音	イタリア古典歌曲　Lasciatemi morire! コンコーネ５０番　11番	復習に重点を置き、反復練習を嫌がらずに毎日努力する継続学習に心がけること。 　特に外国語の歌詞を歌う場合の練習順序を以下に書くので、この学習順序を守れば上達が早い。 　１　単語を大きな声で発音する 　２　歌詞のリズム読み（これが一番のポイント） 　　　　ここでは、音符の長さを、母音で伸ばす練習 　　　　も行う 　３メロデイーに音程をつける この通りの順序で反復練習をすれば、スムーズに楽譜を歌えるようになる。
第2回目	基本発声・イタリア語のリズム読み	イタリア古典歌曲　Lasciatemi morire! コンコーネ５０番　12番	反復練習
第3回目	基本発声・イタリア語のリズム読み・表現	イタリア古典歌曲　Lasciatemi morire! コンコーネ５０番　13番	反復練習
第4回目	基本発声・イタリア語の発音	イタリア古典歌曲 Per la gloria d'adorarvi コンコーネ５０番　11・１２・１３番	反復練習
第5回目	基本発声・イタリア語のリズム読み	イタリア古典歌曲　Per la gloria d'adorarvi コンコーネ５０番　14番	反復練習
第6回目	基本発声・イタリア語のリズム読み・表現	イタリア古典歌曲　Per la gloria d'adorarvi　 コンコーネ５０番　15番	反復練習
第7回目	基本発声・イタリア語の発音	イタリア古典歌曲　Vergin, tutto amor コンコーネ５０番　16番	反復練習
第8回目	基本発声・イタリア語のリズム読み	イタリア古典歌曲 Vergin, tutto amor コンコーネ５０番　１４・１５・１６番	反復練習
第9回目	基本発声・イタリア語のリズム読み・表現	イタリア古典歌曲 Vergin, tutto amor コンコーネ５０番　17番	反復練習
第10回目	基本発声・イタリア語の発音	イタリア古典歌曲 Lascia ch'io pianga コンコーネ５０番　18番	反復練習
第11回目	基本発声・イタリア語のリズム読み	イタリア古典歌曲 Lascia ch'io pianga コンコーネ５０番　19番	反復練習
第12回目	基本発声・イタリア語のリズム読み・表現	イタリア古典歌曲 Lascia ch'io pianga コンコーネ５０番　20番	反復練習・実技試験のための曲を暗譜する・伴奏者と合わせる
第13回目	日本歌曲	砂山（山田耕筰）ゆりかご（平井康三郎）	反復練習・実技試験のための曲を暗譜する・伴奏者と合わせる
第14回目	日本歌曲	浜辺のうた（成田為三）野菊（下総皖一）	反復練習・実技試験のための曲を暗譜する・伴奏者と合わせる
第15回目	まとめ	まとめ	反復練習・実技試験のための曲を暗譜する・伴奏者と合わせる

教科書	イタリア古典歌曲集第Ⅰ卷・コンコーネ50番
参考文献	適宜指示
成績評価方法	出席率と実技試験
そのほか受講者への指示／メッセージ	まず専門で声楽を履修していく覚悟を決めること。芸術的感性や技術の向上は強い意志と 意欲を基盤にして、毎日の反復練習をしていく持続力です。微々たる進歩の積み重ねであり時間を必要とされます。そして様々な音楽経験が音楽力を成長させます。