授業の概要 | この授業では芸術応用演習1の継続した授業である。ベートーヴェンの「作品」の徹底研究である。筆者は演奏家の立場から『音をどう働かせるか』を研究のテーマとして作品を探る。この授業ではベートーヴェンの作品に限定し、1802年以降の作品を集中して取り上げる。とくに後期のピアノソナタ3曲あるいは第九を通して晩年のスタイルと人間性にふれる。受講者には積極的に演奏していただく。履修条件として、楽譜が読めること。演奏ができること。授業のまとめとして、演奏会を行なうこともある。テキストは適宜に応じて指示する。スコアを用意すること。(音楽之友社出版ベートーヴェン交響曲第9番ニ短調作品125) |