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芸術応用演習IA・IB

科目
芸術応用演習IA・IB
区分
ビジュアル・アーツ学科科目群
授業コード
1817518176
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/78
単位数
2単位
担当者名
一條 彰子
授業の概要
「美術館教育」は、美術館の事業のなかで収集、保存、展示、研究についで近年注目される新しい分野であり、その目的は美術館と来館者をつなぐことである。本講では、美術館から来館者に向けてのさまざまなアプローチを知り、成人対象の模擬ギャラリートークの発表を通して、美術館の教育普及事業について考える。
到達目標
美術作品を「伝える」経験を通じて、美術館で作品を「見る」ことの意味を考える。
アートの発信者でありつつ、アートの良き享受者になることを目指す。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス 自己紹介、授業内容の説明
自分の美術館体験について話す
シラバスを読んでくる
第2回目
美術館の教育普及の歴史 戦後日本の美術館の教育普及活動について資料を読んでくる
第3回目
美術館と来館者 来館者研究について
インタビューの内容検討
自分と美術館とのかかわり方を考えてくる
第4回目
美術館と来館者 インタビュー発表身近な人に、美術館とのかかわり方をインタビューし、A4用紙1枚にリポート
第5回目
美術館と来館者 ディスカッション:来館者は美術館に何を求めているか自分のインタビューから、来館者のニーズを考えてくる
第6回目
事例研究 美術館教育のさまざまな方法について自分の興味のある美術館が、どのような教育普及事業を行っているか調べ、A4用紙1枚にリポート
第7回目
事例研究 ディスカッション:ギャラリートークに参加して東京国立近代美術館の所蔵品ガイドに参加し、A4用紙1枚にリポート
第8回目
発表に向けての準備模擬ギャラリートークする対象作品の決定
「作品観察メモ」の作成
課題リストの中から対象作品を決める
第9回目
発表に向けての準備「トークプラン」の作成課題作品について調べる
第10回目
発表(個人)プロジェクタを用いての課題作品の模擬ギャラリートーク+講評発表準備
第11回目
発表(個人)課題作品の模擬ギャラリートーク+講評発表準備
第12回目
発表(個人)課題作品の模擬ギャラリートーク+講評発表準備
第13回目
発表(個人)課題作品の模擬ギャラリートーク+講評発表準備
第14回目
発表(個人)課題作品の模擬ギャラリートーク+講評発表準備
第15回目
まとめ美術館と関わり方の可能性についてディスカッションするこれまでの授業を振り返り、各自の考えをまとめておく

教科書
必要に応じてプリント等を配布
参考文献
授業中に指示
成績評価方法
出席充足者を対象に、発表とレポートにより判断
そのほか受講者への指示/メッセージ
美術を通じたコミュニケーションに興味がある学生の参加を希望します。

更新日:02/09/2004
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