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音楽文化概論(2年生以上対象)
科目
音楽文化概論(2年生以上対象)
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57151
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/12
単位数
2
単位
担当者名
笹川 隆司
授業の概要
今日において「音楽」を語る場合,もはや集中してじっと聴くことを想定した西洋の,いわゆるクラシック音楽だけでは充分ではない。ポピュラー音楽や民族音楽を抜きにしては語ることができない状況にある。そこで,この授業では,近代以降の西洋クラシック音楽を中心にすえて授業を進めるが,それと他の要素,他の文化との関わりという視点を持ちつつ音楽文化のあり方について考察する。
到達目標
音楽の諸相,更に音楽と他の文化との関わりを把握し,文章化できること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
今日の「音楽文化」状況
授業内容の説明
シラバスを確認しておくこと
第2回目
19世紀の西洋音楽の展開 1
産業革命の影響
「産業革命」について調べておくこと
第3回目
19世紀の西洋音楽の展開 2
19世紀末の芸術状況,オリエンタリズム
「ジャポニスム」について調べておくこと
第4回目
20世紀の西洋音楽の展開 1
ストラヴィンスキーの音楽
ストラヴィンスキーとディアギレフについて調べておくこと
第5回目
20世紀の西洋音楽の展開 2
クラシックのなかの民族音楽
バーンスタインについて調べておくこと
第6回目
20世紀の西洋音楽の展開 3
クラシックのなかのジャズ
ガーシュウィンについて調べておくこと
第7回目
20世紀の西洋音楽の展開 4
ジャズの歴史とアメリカ社会
ジャズのルーツを調べておくこと
第8回目
総括 1
理解力確認(小テスト)
これまでの授業の内容を復習しておくこと
第9回目
20世紀の西洋音楽の諸相 1
頽廃音楽
「第三帝国」について調べておくこと
第10回目
20世紀の西洋音楽の諸相 2
ミニマル・ミュージック
「ミニマル・アート」について調べておくこと
第11回目
20世紀の西洋音楽の諸相 3
時代を象徴する音楽
配布資料をよく読んでおくこと
第12回目
20世紀の西洋音楽の諸相 4
グレン・グールドの音楽活動
配布資料をよく読んでおくこと
第13回目
20世紀の西洋音楽の諸相 5
フリードリヒ・グルダの音楽活動
配布資料をよく読んでおくこと
第14回目
20世紀の西洋音楽の諸相 6
現代の音楽状況と音楽産業
「モダニズム」について調べておくこと
第15回目
総括 2
理解力確認
これまでの授業の内容を復習しておくこと
教科書
特にない。適宜プリントを配布する。
参考文献
授業で随時紹介する
成績評価方法
出席点30%、レポート30%、試験40%
そのほか受講者への指示/メッセージ
Blackboard の掲示に注意すること。
更新日:
01/16/2006
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