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劇場技術B

科目
劇場技術B
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57228
開設セメスター
4S
曜日・時限
集中
単位数
2単位
担当者名
菊地 芳子
授業の概要
□光の表現とその効果について。
□自然の光に明るさを求めた古代から、電気照明によって光の可能性が広がってきた現代に至るまでを検証し、光についての基礎知識を学ぶ。
また、舞台芸術の一構成要素としての舞台照明の役割について考え、他の視覚的要素との関係を学ぶ。
□この授業は指定日に集中して実技中心で行う。
集中授業であるため、履修者は指定されたガイダンスに必ず出席すること。
授業に必要な服装と工具等は、各自で用意すること。
履修するには「劇場入門」を修得していること。
到達目標
光とはなにか。その表現と効果について考え、照明の基礎を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
導入 授業の運営方法についてのガイダンス。集中授業の日程と授業の進め方について説明を行うので、指定されたガイダンスには必ず出席すること。
第2回目
光の記憶 日常生活での光の役割。各自「光」に対する記憶を整理しておくこと。
第3回目
光の体験 太陽/ろうそく/電気による明るさについての観察。照明器材を扱う実技を行うので、動き易い服装と軍手を必ず用意すること。
第4回目
光の表現 舞台照明の役割を考える。       〃
第5回目
課題① 課題発表の為のリサーチと製作。       〃
第6回目
光の質 照明器具の種類による光の表情の相違。       〃
第7回目
光の量 調光装置でコントロールされた明るさの表情。       〃
第8回目
光の方向光の組み合わせで作る対象物の表情。       〃
第9回目
課題② 課題発表の為のリサーチと製作。       〃
第10回目
光の効果平面や立体等、素材の質感から生まれる光の効果。       〃
第11回目
光と色 色光と舞台装置や衣裳との関係。       〃
第12回目
課題の発表③課題発表の為のリサーチと製作。       〃
第13回目
光の効果と表現課題発表の為のリサーチと製作。       〃
第14回目
 〃課題発表の為のリサーチと製作。       〃
第15回目
課題の発表④「光の効果と表現」についての課題発表会。       〃

教科書
舞台・テレビジョン照明<基礎編>(社)日本照明家協会 3000円
参考文献
授業でその都度紹介する。
成績評価方法
課題.50%. 平常点.50%.
そのほか受講者への指示/メッセージ
視覚を重要な要素とする芸術において、光の存在は必要不可欠なものである。この授業を通して芸術作品により効果的な光の表現を用いる方法を理解して欲しい。
舞台照明の用語や電気的な内容も学んで行くが、技術的な要素よりも光を通しての芸術表現とはなにかを中心に考える授業である。

更新日:01/13/2006
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