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美学

科目
美学
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
57113
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 月/34
単位数
2単位
担当者名
石関 正史
授業の概要
美学とは、芸術や美の問題、そしてまた人間の感性の問題を考察する学科である。この授業の目的は、創作活動あるいは研究活動のために必要な素養としての美学を概説することにある。また、「芸術とは何か」という問いに対する既存の答えを批判的に検証してゆくことで、受講者自らがその答えを探究してゆくための手がかりを示したい。
到達目標
哲学的美学の論理と用語になじみ、美学関連の図書を読解する際に、およびみずからの考えを表明する際に、それらを援用できるようになることが到達目標。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
授業内容の説明 「美学」とは何か。
第2回目
個々の美と美そのもの プラトン『ヒッピアス(大)』『饗宴』事前に配布された資料を読んでおくこと
第3回目
詩人追放論 プラトン『国家』同上
第4回目
制作・技術・模倣 アリストテレス『ニコマコス倫理学』『詩学』同上
第5回目
感性的認識の学 バウムガルテン『美学』同上
第6回目
美的判断 カント『判断力批判』(1)同上
第7回目
美的判断 カント『判断力批判』(2)同上
第8回目
人間本性の分裂を克服する美シラー『人間の美的教育に関する書簡』同上
第9回目
芸術終焉論ヘーゲル『美学講義』同上
第10回目
芸術的創造と生の高揚としての陶酔ニーチェ『悲劇の誕生』ほか同上
第11回目
純粋可視性フィードラー『芸術活動の根源』同上
第12回目
20世紀美学の諸相 1美学批判と芸術の真理への問い同上
第13回目
20世紀美学の諸相 2複製技術と政治の審美化同上
第14回目
20世紀美学の諸相 3言語論的転回同上
第15回目
総括

教科書
教科書は特になし。授業で資料を配布する。
参考文献
授業内で随時紹介するが、概説的な参考図書としては以下のようなものがある。
『美学事典』・竹内敏雄編・弘文堂
『講座美学』全5巻・今道友信編・東京大学出版会
『美学辞典』・佐々木健一著・東京大学出版会
『美学のキーワード』・ヘンクマン他編・勁草書房
成績評価方法
出席50%、レポート(あるいは試験)50%。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/13/2006
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