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コンピュータと学習支援

科目
コンピュータと学習支援
区分
芸術学部教職関連科目群
授業コード
80119
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 火/12
単位数
2単位
担当者名
茅島 路子
授業の概要
コンピュータによる学習支援は、学習に関する理論、知識に対する考え方の進展に伴い変容してきた。本講義では、コンピュータによる学習支援の背景にある学習理論と、その理論に基づき構築された学習支援システムを歴史的に概観する。
到達目標
コンピュータによる学習支援は4つのパラダイムに大別される。これら4つのパラダイムの背景にある学習理論、およびそれらの相違を知識や学習といった観点から説明できるようになる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
コンピュータと学習支援とは コンピュータによる学習支援とは何か?学習や教授にコンピュータを活用することか?
第2回目
CAIパラダイム (1) 行動主義を背景とする理論(プログラム学習、直線型プログラム、分岐型プログラム)を理解する。配付資料を読んでくること
第3回目
CAIパラダイム (2) CAIパラダイムと教授科学配付資料を読んでくること
第4回目
CAIパラダイム (3) 分岐型CAIのコースデザインを行い、簡単なCAIを各自で作成する。分岐型CAIのフレームを設計してくること
第5回目
ITSパラダイム (1) 情報処理的アプローチにおける、「学習」とは何か、「問題解決」とは何か?配付資料を読んでくること
第6回目
ITSパラダイム (2) ITS(知的教授システム)とCAIの違いとは?配付資料を読んでくること
第7回目
LOGOパラダイム (1) LOGOプログラミングを体験する配付資料を読んでくること
第8回目
LOGOパラダイム (2)認知的構成主義とは?
コンピュータ・プログラミングという活動は構成主義的活動における重要な役割を担うのか?
配付資料を読んでくること
第9回目
LOGOパラダイム (3)思考の外化とは?配付資料を読んでくること
第10回目
CSCLパラダイム (1)CSCL(Computer Supported Collaborative Learning)パラダイムの背景にある理論を概観する。配付資料を読んでくること
第11回目
CSCLパラダイム (2)提案されているCSCLシステムを概観する。可能であれば、体験をする。配付資料を読んでくること
第12回目
CSCLパラダイム (3)CSCLシステムが支援するものは同一か?配付資料を読んでくること
第13回目
まとめ
第14回目
第15回目

教科書
教科書は特に指定せず、適宜、資料プリントを配付する。
参考文献
講義において、適宜、紹介する。
成績評価方法
課題(20%) 定期試験(80%)で総合的に評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/09/2004
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