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外国演劇史

科目
外国演劇史
区分
パフォーミング・アーツ学科科目群
授業コード
17157
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/234
単位数
3単位
担当者名
島川 聖一郎
授業の概要
演劇公演の多様性において、今日の日本は世界でもまれに見る国といえる。そして、上演される多くの舞台は翻訳作品である。また、創作であっても、西洋演劇の作劇術でかかれたものが多い。
現代のわが国の演劇理解という視点から、西洋演劇の本質と普遍性を探るのが、本講座の目標である。基本的には西洋演劇のエポックを設定し、今日古典と呼ばれる代表作を取り上げ、講義・ビデオ鑑賞・履修者の研究発表・舞台鑑賞を通して、本講座の目標を達成したい。
研究発表の詳細(発表分担と形式)については、第1回目の授業時に伝達する。
学期中最低1回以上、自ら劇場に赴き、自費で外国演劇(翻訳・原文)の鑑賞を行い、その鑑賞レポート(200字以上)を提出すること。
なお、毎回授業では「レジメ&コメント」を提出して貰う。
到達目標
1.演劇の伝統と革新に関する基本的な理解を実際面と本質面の両面から促す。
2.演劇を説明するうえでのキーワードの修得
3.現代の演劇を理解する視点を養う
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
イントロダクション 1.授業の進め方 2.研究発表の方法
3.レポート課題 4.参考文献紹介
5.評価の説明
第2回目
西洋演劇概説1. ギリシャ悲劇からシェイクスピアまで講義形式
第3回目
西洋演劇概説2. 近代劇から第2次世界大戦まで講義形式
第4回目
ギリシャ悲劇 研究発表とヴィデオ鑑賞演習形式
第5回目
シェイクスピア1 概論講義形式
第6回目
シェイクスピア2 研究発表とディスカッション演習形式
第7回目
シェイクスピア3 ヴィデオ鑑賞とまとめ演習形式
第8回目
シェイクスピア4研究発表とディスカッション演習形式
第9回目
シェイクスピア5ヴィデオ鑑賞とまとめ演習形式
第10回目
近代劇(劇作家・演出家・理論家)概論講義形式
第11回目
近代劇研究発表演習形式
第12回目
ブレヒトと現代劇概論講義形式
第13回目
現代劇(劇作家・演出家)概論・研究発表講義形式・演習形式
第14回目
まとめ
第15回目
まとめ

教科書
ソポクレス作「オイディプス王」、シェイクスピア作「ハムレット」、「お気に召すまま」、イプセン作「人形の家」、チェーホフ作「かもめ・ワーニャ叔父さん」
取り上げる上記テキストはいずれも新潮文庫版
参考文献
授業時に紹介する。随時指示する。
成績評価方法
平常点(出席・発表・レジメ&コメントなど)50%、
レポート(2回)50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
単なる観客の域をこえて演劇を楽しみたい、理解したいと考えている学生や、舞台や戯曲の「隠されたルール」を知りたいと考えている学生諸君に受講してもらいたいと思います。

更新日:02/06/2004
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