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監査論(11週授業)

科目
監査論(11週授業)
区分
国際経営学科科目群
授業コード
55536
開設セメスター
8S
曜日・時限
秋 火/34金/34
単位数
3単位
担当者名
大西 清彦
授業の概要
アメリカを震撼させたエンロンの粉飾事件はエンロンの倒産にとどまらず、全世界に8万5千人の公認会計士を擁していた世界5大会計事務所の1つであるアーサー・アンダーセンを一夜にして崩壊した。21世紀に入り監査理論はこうした市場や国家を崩壊しかねない粉飾の抑止に主眼をおくようになった。それをリスクアプローチという。この講義ではリスクアプローチを中心に最新の監査理論を展開していく。
到達目標
リスクアプローチを中心とした最新監査理論の理解
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
粉飾決算の実態(1) エンロン事件について教科書のプロローグを熟読してくること
第2回目
粉飾決算の実態(2) エンロン事件について教科書のプロローグを熟読してくること
第3回目
粉飾決算の実態(3) 不正会計教科書のプロローグを熟読してくること
第4回目
粉飾決算の実態(4) 不正会計教科書のプロローグを熟読してくること
第5回目
リスクアプローチ(1) リスクアプローチとは教科書の第1章を熟読してくること
第6回目
リスクアプローチ(2) リスクアプローチとは教科書の第1章を熟読してくること
第7回目
リスクアプローチ(3) ビジネス・リスクアプローチ教科書の第1章を熟読してくること
第8回目
リスクアプローチ(4)ビジネス・リスクアプローチ教科書の第1章を熟読してくること
第9回目
重要な虚偽表示(1)財務報告における二重責任教科書の第2章を熟読してくること
第10回目
重要な虚偽表示(2)財務報告における二重責任教科書の第2章を熟読してくること
第11回目
重要な虚偽表示(3)監査人の独立性教科書の第3,4章を熟読してくること
第12回目
重要な虚偽表示(4)継続企業の前提教科書の第5章を熟読してくること
第13回目
なぜ不正を行うのか(1)エンロンの事例:不正の動機エンロンの事件について調べてくること
第14回目
なぜ不正を行うのか(2)エンロンの事例:エンロンとニューエコノミーエンロンの事件について調べてくること
第15回目
なぜ不正を行うのか(3)エンロンの事例:スキリングの戦略エンロンの事件について調べてくること

第16回目

なぜ不正を行うのか(4)エンロンの事例:エンロン・オンライン事業とエンロン文化エンロンの事件について調べてくること
第17回目
内部統制(1)トレッドウェイ委員会報告教科書の第7章を熟読してくること
第18回目
内部統制(2)トレッドウェイ委員会報告教科書の第7章を熟読してくること
第19回目
内部統制(3)COSOレポート教科書の第7章を熟読してくること
第20回目
内部統制(4)COSOレポート教科書の第7章を熟読してくること
第21回目
事例研究(1)ケーススタディ:内部統制の評価配布された事例を熟読してくること
第22回目
事例研究(2)ケーススタディ:内部統制の評価配布された事例を熟読してくること
第23回目
第24回目
第25回目
第26回目
第27回目
第28回目
第29回目
第30回目

教科書
浜田康『不正を許さない監査』日本経済新聞社
参考文献
山浦久司『会計監査論〔第3版〕』中央経済社
成績評価方法
定期試験、小テスト、レポート
そのほか受講者への指示/メッセージ
企業社会に入ると不正会計問題はあらゆる人に関係してきます。いまや監査論は公認会計士になる人だけの科目ではなく、そうした不正会計問題から身を守るためにすべての人が学ぶ必要があります。

更新日:01/26/2006
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