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運動人間論

科目
運動人間論
区分
人間学科科目群
授業コード
60058
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 金/34
単位数
2単位
担当者名
野田 雄二
授業の概要
 現代の生活環境は、人間の身体活動量の不足や体力の低下傾向をもたらした。体力は競技者だけが必要とするものではない。その質と量は異なるが、生活や仕事に必要とするものである。そして、心身の健康のための絶対的条件ではないが、重要な基礎的要素である。本講座の展開は主体要因である人間の運動システムの関連についてとりあげる。
到達目標
運動のシステムと身体運動の科学的基礎を理解する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
授業の進め方 運動人間論で何を学ぶかについて説明
第2回目
生体の構造と機能(その1) 骨と筋肉の役割中・高等学校の保健体育のテキストを復習してくること
第3回目
生体の構造と機能(その2) 長生きの秘訣と運動の関連中・高等学校の保健体育のテキストを復習してくること
第4回目
生体の構造と機能(その3) 人間としての特異性1年次の体育理論で使用した「健康教育序説」を復習してくること 
第5回目
二足歩行と走動作のメカニズム(その1) 人の歩き方(基本構造)  〃
第6回目
二足歩行と走動作のメカニズム(その2) 走る動作の解析(基本構造)      〃
第7回目
発育発達を通しての人間の生きがい作り 子どもとしての特異性
発達傾向の年齢的捉え方(スキャモンの定理)
  〃
第8回目
力学から見た「ヒト」の動く能力と動かす筋肉(その1)人体に加わる力
それに抵抗する力
  〃
第9回目
力学から見た「ヒト」も動く能力と動かす筋肉(その2)テコの原理
力の能率(モーメント)
  〃
第10回目
筋と収縮のメカニズム(その1)骨格筋の構造
筋肉の疲労と回復
2つのフィラメントとは
筋の収縮(滑走説)
  〃
第11回目
筋と収縮のメカニズム(その2)運動単位とは
伸張反射とは
遅筋と速筋
  〃
第12回目
運動処方の視点から体脂肪と体重
BMI
  〃
第13回目
医学から見た運動のシステム筋電図(EMG)
姿勢と障害
重心動揺
外部からの特別講師(予定)
第14回目
スポーツ文化の創造今後の社会変化
人間が求めるもの・求める生活
地域をどのように創造するか
21世紀の国土のグランドデザイン
スポーツ文化による地域創生
生活とスポーツ
1年次の体育理論で使用した「健康教育序説」を復習してくること
第15回目
脳科学の視点から脳の機能
運動能力と脳の関係
スポーツと脳
外部からの特別講師(予定)

教科書
授業時に随時プリント配布
参考文献
成績評価方法
レポート50% 授業の参加度 50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
運動に興味のある者の受講を望む

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