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生涯学習概論

科目
生涯学習概論
区分
人間学科科目群
授業コード
20066
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/78
単位数
2単位
担当者名
市原 光匡
授業の概要
今日、「生涯学習」という概念そのものは、特に目新しいものではない。しかし、目指されるべき生涯学習社会はいまだ到来しているとはいえない。したがって、生涯学習社会の実現という観点から、まず、その理念を確認するとともに、人間の発達と学習との関係を明らかにする。次いで、さまざまに行われている人々の学習活動や、それを支える制度について言及する。そして最後に、生涯学習社会実現への課題を検討する。
到達目標
生涯学習の概念・理念およびライフサイクルや学習者の特性、人々の学習活動を支援する諸制度について理解し、生涯学習実践への意欲と関心を高める。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生涯学習とは? イントロダクション
第2回目
生涯学習の概念 生涯学習の意味と意義学校教育および社会教育の指す範囲を確認しておく
第3回目
生涯学習論の系譜1 生涯学習論の歴史的展開UNESCO、OECDの用語・組織について理解しておく
第4回目
生涯学習論の系譜2 日本における生涯学習の推進政策「臨時教育審議会」について理解しておく
第5回目
ライフサイクルと生涯学習1 人間の発達と学習の関係生涯発達の概念を把握しておく
第6回目
ライフサイクルと生涯学習2 成人するまでの学習認知発達をめぐる議論を確認しておく
第7回目
ライフサイクルと生涯学習3 成人期の学習・成人学習者の理解子どもの学習と成人の学習の違いについて検討しておく
第8回目
ライフサイクルと生涯学習4高齢期の学習高齢期の学習の意義について検討しておく
第9回目
生涯学習の支援システム1さまざまな学習機会身の回りにある学習機会を確認しておく
第10回目
生涯学習の支援システム2生涯学習の施設身の回りにある生涯学習施設を確認しておく
第11回目
生涯学習の支援システム3生涯学習と学校学校の役割について検討しておく
第12回目
生涯学習の支援システム4生涯学習の支援者生涯学習に関わる人たちの範囲や役割を検討しておく
第13回目
生涯学習の支援システム5学習成果の評価・認証と活用学習成果の概念を把握しておく
第14回目
生涯学習の支援システム6生涯学習支援における行政の役割教育行政機構の仕組みを把握しておく
第15回目
試験

教科書
特に指定しない
参考文献
必要があれば授業時に適宜指示する
成績評価方法
期末試験を実施し、期末試験より70%、授業の出席状況より30%として評価を行う。
そのほか受講者への指示/メッセージ
不明な点やさらに知りたいことがあれば授業時やメール(アドレスは授業時に公開)などを通して教員に確認すること。講義内容をただ理解するだけではなくさらに深めていく意欲的な態度を期待する。

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