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西洋史
科目
西洋史
区分
国際言語文化学科科目群
授業コード
21030
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 月/78
単位数
2
単位
担当者名
網野 公一
授業の概要
シヴェルブシュの著作を読み進めながら、ヨーロッパ文化史の分野からヨーロッパ近代へアプローチする。シヴェルブシュの著作は邦訳を用いて、人物名・地名・用語等を確認しつつ、歴史的事実をとらえる。その後、その歴史的事実をもとに構築された思想や精神を考察する。
到達目標
テキストを通じて、ヨーロッパの文化史的空間を理解することができること。またヨーロッパ近代文化史の諸事実、諸問題を文化史的空間の中に位置づけることが出来ること。そしてそれらを文章(レポート)化できること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
概説
ガイダンス
講義ノートをとり、復習すること。
第2回目
文化史の課題
歴史的理解と歴史的事実/西洋文化史学史と方法論の変遷/シヴェルブシュの文化史
同上。
第3回目
歴史時代
「近代」ということ
同上。
第4回目
講読①
香辛料または近代の曙
毎回、該当の章節を予め読んで、下調べしておく。
第5回目
講読②
コーヒーとプロテスタンティズムの倫理(前編)
同上。
第6回目
講読③
同上(中編)
同上。
第7回目
講読④
同上(後編)
同上。
第8回目
講読⑤
チョコレート、カトリシズム、そしてアンシャンレジーム
同上。
第9回目
講読⑥
タバコの乾いた酩酊
同上。
第10回目
講読⑦
産業革命、ビール、そして火酒
同上。
第11回目
講読⑧
儀式
同上。
第12回目
講読⑨
居酒屋
同上。
第13回目
講読⑩
十九世紀の人口楽園(前編)
同上。
第14回目
講読⑪
同上(後編)
同上。
第15回目
まとめ
文化史における史料の意味
講義ノートをとり、復習すること。
教科書
シヴェルブシュ著『楽園・味覚・理性』(法政大学出版局)
参考文献
ロジェ・カイヨワ著『遊びと人間』(講談社学術文庫)
成績評価方法
期末試験(少人数の場合は、数回の自筆レポート提出)
そのほか受講者への指示/メッセージ
ヨーロッパ史が好きであること。
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