授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | イントロダクション | 講義の概要、講義法、評価などの説明 | |
第2回目 | ハンナ・アーレントの思想 | ハンナ・アーレントの生い立ちと経歴、時代状況、業績。中心的主張と主著の紹介。『人間の条件』の概説。 | 以下に指定されたテキストの箇所を事前に読んで、要約しておくこと。 |
第3回目 | 人間の条件 | 活動的生活と人間の条件、政治的動物としての人間、ポリスと社会。 | テキスト第1章~2章6節 |
第4回目 | 公的領域と私的領域 | 公的領域と私的領域、社会的なものと私的なもの、人間的活動の場所。 | テキスト第2章6~10節 |
第5回目 | 労働(1) | 肉体の労働と手の労働、世界の物的性格、労働と生命、労働と繁殖力 | テキスト第3章 |
第6回目 | 労働(2) | 財産の私的性格と富、仕事の道具と労働の分業、消費者社会 | テキスト第3章 |
第7回目 | 仕事(1) | 世界の耐久性、物化、手段性と労働する動物 | テキスト第4章 |
第8回目 | 仕事(2) | 工作人、交換市場、世界の永続性と芸術作品 | テキスト第4章 |
第9回目 | 活動(1) | 言論活動における行為者の暴露、関係の網の目と演じられる物語、人間事象のもろさ | テキスト第5章 |
第10回目 | 活動(2) | ギリシャ人の解決、権力と出現の空間、工作人と出現の空間、労働運動 | テキスト第5章 |
第11回目 | 活動(3) | 活動の代替物としての製作、活動の過程的性格、不可逆性と許しの力、不可予言性と約束の力 | テキスト第5章 |
第12回目 | 活動的性格と近代(1) | 世界疎外、アルキメデスの点の発見、宇宙科学対自然科学、デカルト的懐疑の勃興 | テキスト第6章 |
第13回目 | 活動的性格と近代(2) | 内政と共通感覚の喪失、思考と近代的世界観、観照と活動の転倒、活動的生活内部の転倒と工作人の勝利 | テキスト第6章 |
第14回目 | 活動的性格と近代(3) | 工作人の敗北と幸福の原理、最高善としての生命、労働する動物の勝利 | テキスト第6章 |
第15回目 | まとめと講評 | | |