授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | イントロダクション | 講義の概要、講義法、評価などの説明 | |
第2回目 | 人間関係のとらえ方 | 多様な人間関係論の概観、人間関係を理解するさまざまな方法 | 配布資料を読んでおくこと |
第3回目 | 自分探しと対人関係 | なぜ「自分探し」が流行るのか、人間関係と自己のあり方、幼児の対人関係、近年の自己論における対人関係の役割について | 〃 |
第4回目 | 他人との関係で自己を創出すること | 自己-他者関係研究の新しい動向、従来の社会心理学の問題点と新しいシステム理論的な関係把握 | テキスト蘭千壽『変わる自己・変わらない自己』の指定箇所を読んでおくこと |
第5回目 | 変わる/変わらない人の見方 | 他者認知の非平衡理論について、人の見方と変わる自分、K子の成長のケース・スタディ | 〃 |
第6回目 | 対人関係による自己創出 | 中間レポートをめぐるディスカッション | 〃 |
第7回目 | 開かれたクラスと子どもの成長(1) | あるクラスにおけるイジメの克服(ケース・スタディ)、開かれた学級と閉じた学級、システム理論から見た教育クラス作り | 〃 |
第8回目 | 開かれたクラスと子どもの成長(2) | 第三世代システム論としてのオートポイエシス理論、クラスの変容とあたらたな自己創出、学級集団過程の4相モデル | 〃 |
第9回目 | 個人と集団のかかわりとパーソン・ポジティヴィティ | 個人のふるまい、集団のふるまい、局所的相互作用による集団全体の決定、自己参照による自己創出、パーソン・ポジティヴィティ | 〃 |
第10回目 | 変わる自己・変わらない自己 | テキストの「クラス作り・集団作り」をめぐるディスカッション | 〃 |
第11回目 | 倫理的な自己創出(1) | トム・クルーズ主演の法廷映画『ア・フューグッド・メン』を見ながら、人間関係と自己のあり方をオートポイエシス理論から分析する | 指定したディスカッションの準備をしておくこと |
第12回目 | 倫理的な自己創出(2) | 映画『ア・フューグッド・メン』を題材にして、主人公の他者の再評価を介した自己発見の過程を分析する。 | 〃 |
第13回目 | 倫理的な自己創出(3) | 映画『ア・フューグッド・メン』の登場人物たちの自己成長と道徳意識の発達について論じる。 | 〃 |
第14回目 | 人間関係と倫理 | 倫理的な自己創出、組織不正・不祥事の防ぎ方、全体のまとめ | 〃 |
第15回目 | まとめと講評 | | |