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人間と心理

科目
人間と心理
区分
リベラルアーツ学科科目群
授業コード
2303963039
開設セメスター
3S2S
曜日・時限
春 木/34秋 火/56
単位数
4単位
担当者名
小嶋 正敏
授業の概要
「人間と心理」の諸問題について、実証科学としての心理学の立場から考察する。人間の心理や行動に対して、心理学がどのようにアプローチし、どのような知見や成果を生み出してきたかを概観するとともに、それらの知見や成果がどのような科学的方法で得られたのかという心理学の研究法に対する理解を深める。
この科目「人間と心理」は2人の教員が担当し、一方の教員は実験系心理学の観点から、他方の教員は教育・社会系心理学の観点から講義する。本講は後者に該当する。
到達目標
基礎的な心理学の知識や考え方を理解し、人間の「こころ」に関する問題意識や課題を自ら探究できる科学的研究方法を習得すること。さらにこれらを通して、今後の専門メジャー(履修プログラム)への円滑な導入が図られること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
序論 「人間と心理」の意義と諸問題
研究へのアプローチ
シラバスを読み、この科目に対する自分なりの問題意識をもつ。
第2回目
こころの探究1 心理学の歴史
現代心理学の研究領域
心理学にはどのような研究領域があるか調べておく。
第3回目
こころの探究2 心理学の方法心理学的研究方法の特徴を調べておく。
第4回目
こころの発達1 人間発達の特性人間がどのように成長し、変化していくか調べておく。
第5回目
こころの発達2 発達の様相とメカニズム
第6回目
こころの発達3 生涯発達
第7回目
こころの動き 喜怒哀楽の情緒と感情、欲求情緒や感情、欲求の働きについて調べておく。
第8回目
こころの個人差1パーソナリティと性格自分と他人の性格の相違点について考えておく。
第9回目
こころの個人差2知能人間の知能とは何かを考えておく。
第10回目
こころと社会・文化1社会の中の人間
社会的行動
「人間は社会的動物である」とはどういうことか考えておく。
第11回目
こころと社会・文化2対人心理と対人行動人間の他者に対する行動にはどのようなものがあるか考えておく。
第12回目
こころと社会・文化3集団の中の人間
文化の中の人間
集団・文化の中での人間行動について調べておく。
第13回目
こころのトラブル1適応と不適応心理的不適応にはどのようなものがあるか調べておく。
第14回目
こころのトラブル2メンタルヘルス心の健康を保つにはどうしたらよいか考えてみる。
第15回目
結語「人間と心理」のまとめと今後の課題
専門メジャー(履修プログラム)への導入と発展
これまでの授業をふりかえり、課題を見つけておく。

教科書
授業中に資料等を配付する予定である。
参考文献
授業中にその都度、参考・関連文献を示す。
成績評価方法
試験とレポート、授業への関わり方を総合的に考慮して評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ

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