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総合演習

科目
総合演習
区分
人間学科科目群
授業コード
60052
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 金/12
単位数
2単位
担当者名
大内 博、小田 眞幸、石川 晶生、仲村 計美
授業の概要
学校教育においては児童・生徒への豊かな人間性や社会性、国際性の育成が強く求められれている。この授業では、人類に共通する社会の今日的課題を取り上げ、その問題の所在や対応についての知識や理解を深め、教師としての実践力を培うことにより、将来教壇に立つための準備となるようにする。なお授業はフィールドワークとディスカッション形式で行うので各週の話題について事前に下調べをし、積極的に参加することが不可欠である。
到達目標
単に教科を教えるのではなく、教師として児童・生徒の良きモデルになれるようにするには何が必要か、それぞれが発見できるようになることを目標とする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
総括(全担当教員) 授業の内容、担当者の紹介、課題・評価についての説明。各担当者が出す課題のほか、毎回授業に関するフィードバックを翌週までにBlackboardに投稿すること。
第2回目
自然と環境(石川) 自然のしくみ(生態系)、木本・草本、樹木の特徴、植物の分類と形態的特徴授業を受けるにあたって:登下校時にキャンパス内の樹木の形やネームプレートを意識して見ておくこと。
第3回目
自然と環境(石川) 玉川学園の自然観察から学、自然に親しむフィールドノートに気づいたことや話しの内容を記録すること。
第4回目
現代の教育問題(仲村) 学力とはなにか①新聞、インターネット等で関係する記事を調べておく。出典をメモ。
第5回目
現代の教育問題(仲村) 学力とはなにか② 前回に出された課題に取り組んでおく。
第6回目
現代の教育問題(仲村) 少年少女の苦悩と問題行為①新聞、インターネット等で関係する記事を調べておく。出典をメモ。
第7回目
現代の教育問題(仲村) 少年少女の苦悩と問題行為②前回に出された課題に取り組んでおく。
第8回目
地球市民としての責任(1)
NGO(NPO)とは何か(大内)
政府機関、国連機関とNGO。
世界のNGOと日本のNGOの比較・関わり。
飢餓を根絶することを地球市民の責任とするところから出発したハンガープロジェクト。
新聞、インターネット等で関係する記事を調べておく。出典をメモ。
第9回目
地球市民としての責任(2)
飢餓の現状とハンガープロジェクト。あしなが育英会の活動。(大内)
歴史的な推移
* コミットメントの時代
* 区別の時代:飢餓と飢饉の区別
* 機会の時代
* 達成の時代・女性の力づけ
あなたとNGO。世界と関わり世界に変化を生み出す機会としてのNGO.
新聞、インターネット等で関係する記事を調べておく。出典をメモ。
第10回目
地球市民としての責任(3)
差別と偏見に立ち向かう(小田)
日常生活の中に氾濫する情報に私たちがいかに流されているか、そしてそれがいかに偏見に満ちており、無意識に差別行為とつながっているか議論する。前回に出された課題に取り組んでおく。
第11回目
ことばと暴力(小田)言葉がいかに人を支配し、凶器にもなりうるかを実例を交えて議論する。前回に出された課題に取り組んでおく。
第12回目
教育の使命(仲村)学習指導と人間教育事前に配布されるプリントから教育の使命を読みとり、考えておく。
第13回目
教育のティームワーク(仲村)学校と社会新聞、インターネット等で学校と社会、学校と家庭のチームワークの試みについて調べておく。出典をメモ。
第14回目
まとめ
第15回目
予備日

教科書
指定しない。
参考文献
各担当者が参考文献を適宜指示する。
成績評価方法
各担当者毎にレポート、ディスカッション、フィールドワークなどを総合して評価する。担当者ごとの配点は、仲村55%、石川、大内、小田、各15%である。さらに毎時間のフィードバックをFORUMに投稿する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
科目名が示すとおり演習形式の授業である。したがって授業への「参加度」が非常に重視されることを記しておく。 学校行事などにより、授業回数に変更がある場合がある。そのつど授業時に指示する。

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