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生物と人間関係学

科目
生物と人間関係学
区分
生物資源学科科目群
授業コード
5330213300
開設セメスター
4S5S
曜日・時限
秋 月/567秋 金/678春 月/123春 木/123
単位数
2単位
担当者名
高﨑 宏寿
授業の概要
20世紀後半から展開されてきた工業的な動物の生産システムは有史以来の人間と動物の対等な共生関係を軽んじてきた。現在の破壊された動植物環境を見直し、植物・動物・人間との共生を考える。
到達目標
生物と人間の関わりを、自分自身との関わりとして考える。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生物と人間との関係 生物と人間の共生。共生の関係を考える。
第2回目
家畜生産の歴史Ⅰ 野生動物の家畜化(牛、豚)。経済動物としての家畜との関わりを考える。また、どの様な状況で家畜化してきたかを知る。
第3回目
家畜生産の歴史Ⅱ 野生動物の家畜化(家禽、馬)。イヌ、ネコの家畜化。
第4回目
経済動物Ⅰ 精神的視点。どの様な飼育環境で家畜を管理するか、家畜福祉の面も含め考える。
第5回目
経済動物Ⅱ 経済的視点。工業的な動物生産の仕組みを搾乳牛を中心に考える。
第6回目
緑としての草地 草地と景観。緑の景観としての草地と家畜の飼料としての草地の結びつきを考える。
第7回目
草地管理 草地維持。環境に優しい草地管理とは。
第8回目
植物・動物・人間Ⅰ食物連鎖。草・牛・土そして人間との関係。
第9回目
植物・動物・人間Ⅱ物質循環。有機物としての家畜のふん尿。
第10回目
畜産環境保全Ⅰ 畜産廃棄物の処理システム。北欧の取り組み。畜産公害を考える。
第11回目
畜産環境保全Ⅱ日本での取り組み。家畜ふん尿問題について。
第12回目
農業における循環農業全般からみた物質の循環。生物の多様性とは。
第13回目
持続可能なシステム畜産環境保全。家畜管理のあり方を考える。
第14回目
システムの構築持続可能なシステム。生物特に家畜と人間のつき合い方を考える。
第15回目
おわりにまとめ植物・動物(家畜)・人間の共生を考える。

教科書
つどオリジナルプリントを配布。
参考文献
畜産環境保全学 押田敏雄共著 養賢堂/ 動物環境レメディエーション 扇本敬司編著 養賢堂/ 草地学 大久保忠旦共著 文永道
成績評価方法
レポートおよび試験
そのほか受講者への指示/メッセージ
プリントを配布して授業を進めていくが、お互いの意見を発言しあう場としたい。

更新日:02/06/2004
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