授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 園芸学の由来と語源 | まずはイントロダクションです。園芸の語源、由来、多様性と発達の歴史について学びます | ゲーテのクラインガルテンとは? |
第2回目 | 園芸植物の分類 | 花、果樹、野菜の植物学的な分類方法、園芸的な分類方法について | 学名、リンネの命名法について理解しておいてください |
第3回目 | 生活環(Life cycle) | 園芸植物の生活環について(1年草と多年草) | 1年草と多年草の区別ができますか? |
第4回目 | 種子とは?発芽と繁殖方法 | 種子の構造と発芽要因、および園芸植物の繁殖方法について学びます | 種子の発芽要因、休眠現象について理解していましたか? |
第5回目 | 栄養成長1(根、地下部の成長) | 根、塊茎の成長とその園芸的利用について学びます | 根の発育、構造、利用部位について理解しておいてください |
第6回目 | 栄養成長2(茎葉の成長) | 発芽とともに茎葉を展開して成長していきますが、その規則性、内部構造と利用法について学びます | 茎と葉の構造および利用部位、頂芽優勢 |
第7回目 | 生殖成長(花の構造と開花要因) | 花の構造と開花要因について、光周性 | 花の構造とその利用、開花要因 |
第8回目 | 受粉、受精と自家不和合性 | 開花した後の受粉、受精のメカニズムと不和合性、人工受粉の意義 | 花の受粉様式について知っていますか? |
第9回目 | 花の老化現象と器官脱離 | 花がしおれる、あるいは脱離するメカニズムとその成長調整物質の作用 | 離層の形成、花持ち剤についてどの程度理解していましたか? |
第10回目 | 果実の特徴と結実現象 | 果実の構造、結実、成長と果実に含まれる諸物質、および糖代謝 | 果実の形態分類と成長 |
第11回目 | 園芸植物の有する機能性物質 | カロチノイド系、アントシアニン系色素、お茶等の活性酸素除去効果について学びます | 生活習慣病にならない方法を知っていますか? |
第12回目 | 環境と園芸1.園芸植物によるファイトリメディエーション | 室内環境汚染物質、ホルムアルデヒドを植物を使って除去する研究報告 | 環境と園芸とのかかわり合いを知っていますか? |
第13回目 | 環境と園芸2.耐塩性と耐干性 | 耐塩性を有するガラパゴス諸島原産の野生種トマト、アンデスのトマトを紹介します | 野生種トマトの有用性 |
第14回目 | メダカで園芸植物を救う(アクアリウム) | 以前はどこにでもいたメダカは絶滅危惧種となり、環境変化に追い詰められています。園芸植物学分野では、全国各地から河川ごとに分けて飼育し植物、特に水草との関係を調査・研究していますので、その事例を述べます。 | アクアリウムについて |
第15回目 | 園芸植物の保護と環境との役割 | 遺伝資源としての園芸植物とその保護について | Key Word:遺伝資源の保護 |