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物理学I

科目
物理学I
区分
農学部教職関連科目群
授業コード
13065
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 金/910
単位数
2単位
担当者名
蟻坂 仲輝
授業の概要
物理学を学習したことを前提に、基礎的な事柄を重視しながら教員採用試験に出題された問題をこなすだけの実力をつけることを目的とする。そのため物理学の全範囲を対象とし、物理学Iとあわせて物理学IIも受講することを要請する。
到達目標
科目内容を完全に修得し、応用する力をつける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
数学的な準備 物理で使う数学の復習及び演習を行う。ベクトルを取り扱えるようにし、力のつりあいを学ぶ。
第2回目
運動学 時間と空間の初歩的な概念と取り扱い方を把握する。質点の位置、速度、加速度を理解する。
第3回目
質点の力学I 運動学にものとして質点を導入する。運動の3法則を学ぶ。
第4回目
質点の力学II ニュートンの運動の法則を中心に諸問題を考える。運動方程式を用いて、質点の運動を求めることができるようにする。
第5回目
大きさのある物体I 質点という理想化された対象に大きさがあるとどうなるか。力のモーメントのつりあいを理解。
第6回目
大きさのある物体II 慣性モーメント、回転運動方程式を扱う。回転の運動方程式を用いて、大きさのある物体の運動を求めることができるようにする。
第7回目
演習・試験 6回目までに学習した内容について確かめる。
第8回目
振動振動の諸問題を考える。三角関数の復習をしておく。
第9回目
波動振動の発展として、波動の問題を扱う。波の基本式v=fλを理解できるようにする。
第10回目
光のふるまい波動の応用の意味も含めて光を考える。反射、屈折、回折、干渉の現象を理解する。
第11回目
熱現象I熱の基本的振舞いと取り扱い方を学習する。熱量、物体の熱容量、物質の比熱を取り扱えるようにする。
第12回目
熱現象II熱力学の観点から熱現象を見る。ボイル・シャルルの法則、気体がする仕事を取り扱えるようにする。
第13回目
熱と分子運動気体分子運動論を中心に熱の分子論的な考え方を学ぶ。物体の運動量、衝突の問題を復習しておく。
第14回目
試験8回目以降について学んだことを確かめる。
第15回目

教科書
近角 聡信著「理解しやすい物理I・II」(文英堂)
参考文献
授業のさいに適宜紹介する。
成績評価方法
上記2回の試験の成績に、授業中に行う演習の内容を加味して評価する。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/01/2003
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