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生物学B

科目
生物学B
区分
生物資源学科科目群
授業コード
53029
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 水/67
単位数
2単位
担当者名
杉本 和永
授業の概要
つながりの中で生きている生物の在り方を意識し、無機的な環境・生物的環境と、主体としての生物の関わり合いの中で、それぞれの生物がいかにうまく生きているのかを知る。また、ヒトの環境形成作用が自然界に及ぼす影響を考えながら、その影響下にある生物多様性の動態、ヒトの存在を加味した保全生物学のあり方を考究する。
環境と生物の関係を主題とする学生の学習成果を発表し、討論する機会を作る。(3・4回)
到達目標
1.生物界が一つのシステムとして成り立っていることを理解する.
2.キーワードとしての環境要因が自分の言葉で説明できる.
3.ヒトが環境におよぼす影響を知り,何をすべきか,すべきでないかを考察し,実践できる. 
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
システムとしての生物界、 
 モデルエコシステム
参考書Bシステム論の特徴を把握する.
第2回目
環境とは何か 環境要因を列挙し,今後の講義内容に備える.
第3回目
環境と生物 環境と生物の関係から,興味のもてる現象を抽出し,あらかじめ,取り組む姿勢をつくる.
第4回目
環境への適応 発表課題を登録する.
第5回目
ケーススタディー(1) 学生による発表・討論他の学生の研究成果を傾聴し,自分の問題として,考察,討論する.
第6回目
ケーススタディー(2) 学生による発表・討論
第7回目
ケーススタディー(3) 学生による発表・討論
第8回目
環境としての生物(1)
第9回目
環境としての生物(2)
第10回目
保全生物学参考書C環境倫理を踏まえて,ヒトのあるべき道を考察できるようにする.
第11回目
ヒトと環境
第12回目
宇宙船 地球号
第13回目
敵はわれわれ自身だ
第14回目
第15回目

教科書
教科書は使用せず,プリント配布を原則とするが,各項目は参考書Aに扱われているものが多い.
参考文献
A.Mackenzie,A.ほか(2001)/生態学キーノート/Springer/3200円
B.天野博正(1982) 環境科学 人間環境の創造のために(システム・アプローチによっている)技報堂出版 p.286. 3200円
C.鷲谷いずみ、矢原徹一 保全生態学入門 文一総合出版 p.272. 3000円  
成績評価方法
期末試験を中心とするが、自由レポートの作成、発表、討論などの結果など、学生自身の意欲と成果を加点することがある。 
そのほか受講者への指示/メッセージ
自分に適した参考書を探し出す努力を期待したい.そして,著者(他人)の言葉を自分の言葉で組み立て直せる訓練を心がけてほしい.

更新日:02/10/2004
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