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農場実習II

科目
農場実習II
区分
生物資源学科科目群
授業コード
13029
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 水/678
単位数
1単位
担当者名
高﨑 宏寿
授業の概要
【授業の概要】
農場実習IIは3セメスターの水曜日平常授業時(3時間/週)に実施する。野菜、果樹、花卉、牧場の4部門から1部門を選択し、各種作物の栽培管理、家畜の飼養管理についての栽培理論に基づいた専門技術および応用技術の修得につとめる。

【授業計画】
◇野菜部門
野菜類の施設栽培:施設利用における果菜類、葉菜類の養液栽培方法、管理方法における、生育特性、品質特性について学ぶ。露地栽培における葉菜類等の管理技術についても学ぶ。


◇果樹部門
果樹類の栽培技術:栄養繁殖(挿し木、接ぎ木および取り木)における増殖方法、果実品質調査、収穫調整および追熟処理、整枝剪定、施肥管理などの栽培技術を学ぶ。

◇花卉部門
花壇苗・鉢花の生産技術:培養土の調製,播種,育苗,鉢上げ,植え替え,日常の灌水・肥培管理,仕立て,出荷まで作業適期の判定を自ら下し,その後の販売まで実際に行い,品質,コストなどについて検討を行う.
ファレノプシスの栽培技術:ファレノプシス(コチョウラン)の交配、無菌播種、無菌苗の植え替え、フラスコ出し、硬質ポットへの植え替え、開花処理、寄せ植えなどの栽培技術を学ぶ。

◇牧場部門
家畜行動管理と飼料作物栽培(特に芝について):家畜、特に牛と豚の日常管理、飼料給与、搾乳(乳牛)繁殖管理について学ぶ。人工授精、受精卵移植などの一部については、ビデオを用いて学習する。
到達目標
各部門において修得した技術を実際に応用できること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス。 各部門の説明。分野の内容を理解する。
第2回目
果樹類の栽培Ⅰ。 栄養繁殖における増殖方法。栄養繁殖とはなにか。
第3回目
果樹類の栽培Ⅱ。 果実品質調査。糖度計の使用方法を調べる。
第4回目
果樹類の栽培Ⅲ。 収穫調整および追熟処理。追熟の必要性を考える。
第5回目
花の生産技術Ⅰ。 培養度の調整・播種等。肥料の計算方法調べる。
第6回目
花の生産技術Ⅱ。 仕立てや出荷までの作業適期。仕立て方法を考えておく。
第7回目
花の生産技術Ⅲ。 ファレノプシスの栽培技術。主なランの品種を調べておく。
第8回目
野菜の栽培Ⅰ。養液栽培について。各肥料の特徴を調べておく。
第9回目
野菜の栽培Ⅱ。管理方法の違いによる生育特性。栽培品種の特性を調査。
第10回目
野菜の栽培Ⅲ。露地栽培における管理技術。必要な道具を揃える。
第11回目
家畜管理Ⅰ。家畜の行動調査。各家畜の特徴を調べる。
第12回目
家畜管理Ⅱ。家畜の日常管理。飼料の種類を調べる。
第13回目
家畜管理Ⅲ。乳牛の搾乳・繁殖管理。乳牛の生理を調べる。
第14回目
第15回目

教科書
・農場実習ノート/玉川大学農学部附属農場
参考文献
・最新養液栽培の手引き/社団法人日本施設園芸教会編
・花専科*育種と栽培ファレノプシス/誠文堂新光社/市橋正一編
・果樹園芸/大垣智昭、志村勲ほか/文永堂出版
・家畜大辞典/養賢堂/田先威和夫監修
成績評価方法
出席状況と実習への取り組み方50%、実習レポートまたは試験50%
そのほか受講者への指示/メッセージ
各自健康管理に気をつける。実習時の安全管理も常に考えながら行動すること。

更新日:02/08/2004
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