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環境マネジメント論

科目
環境マネジメント論
区分
生物資源学科科目群
授業コード
5332213309
開設セメスター
4S5S
曜日・時限
秋 金/345春 水/123
単位数
2単位
担当者名
藤森 和喜
授業の概要
企業などの組織が、その活動の中で環境保全に適応する手段としてのマネジメント的アプローチを理解し、実践出来るようにする。ツールとしてISO14001を用い、現状の定量的評価からはじまる方針管理の理解に重点をおく。また、農業・食品・学校教育など、生活に近い視点から資源循環型社会についての考察を加える。
到達目標
ISO14001を理解し、企業・組織における環境マネジメントシステムの内部監視員としての実力を身につけると共に、マネジメントの成果としての環境報告書の作成が行えるようにする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
環境概論 地球環境問題全般と、その中の緊急かつ重要な問題の解説
世界や日本の過去の環境への取り組み
シラバスを確認しておくこと
第2回目
環境と農業(産業)との関わり 農業によるプラスとマイナスの環境への影響
産業としての農業の位置付け(多角的機能)の評価
配布されたプリントを理解しておくこと
第3回目
ISOとISO14001の成り立ち
マネジメントシステム
ISOとは何か。ISO14000シリーズ成立の経緯と背景
ISO14001シリーズ解説、方針管理一般と環境マネジメントシステム
  〃
第4回目
環境法規 環境関連法規の解説と読み方
(農業・食品・生活全般に関する関連法規の理解)
  〃
第5回目
環境側面抽出と影響評価 環境側面抽出と影響評価のやり方  〃
第6回目
演習(1)  同上 やり方をよく読んで行動に結びつけられるようにしておくこと
第7回目
ISO14001 要求事項(1) 要求事項の解説配布されたプリントを理解しておくこと
第8回目
  〃  (2)  〃  〃
第9回目
環境監査監査の解説とやり方  〃
第10回目
演習(2)  同上やり方をよく読んで行動に結びつけられるようにしておくこと
第11回目
環境会計(1)環境コストの把握方法、コストと効果の比較
環境効率の考え方
配布されたプリントを理解しておくこと
第12回目
  〃  (2)各社の環境会計の比較と分析  〃
第13回目
環境報告書(1)環境報告による利害関係者とのコミュニケーション
環境報告書作成のガイドライン
  〃
第14回目
  〃  (2)各社の環境報告書の比較と分析  〃
第15回目
まとめ

教科書
独自の教材を配布
参考文献
必要に応じ参考文献を提示
成績評価方法
出席率・講習態度・試験結果で評価
そのほか受講者への指示/メッセージ
環境保全を身近なものに、あたりまえのことにしよう。

更新日:02/08/2004
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