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微生物生理学

科目
微生物生理学
区分
応用生物化学科科目群
授業コード
53541
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 木/34
単位数
2単位
担当者名
奥田 徹
授業の概要
ポストゲノム科学時代の創薬
天然物創薬の歴史、微生物、とくに菌類に的を絞り生物界での位置、分類を概説し、これまで企業ではどのように創薬研究が行われているか、応用面における二次代謝産物の役割、二次代謝の種類とその意義を解説する。さらにこれからの二次代謝産物の研究の方向性を最近の知見から予測し、来るべきポスト・ゲノム時代の我が国のとるべき創薬研究にも言及する。
到達目標
1)今、実社会でどの様な研究開発が行われているかを理解できること。 2)過去の事例をもとに将来を予測する力をやしなう。以上 微生物生理の基礎から応用まで広く見る力を得る。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
講義の進め方、ゲノム科学と生物多様性のインパクト 本講義の全体像、とくに2つのキーワードについて「生物資源アクセス」パート1、パート2を予習、復習(参考文献を見よ)
第2回目
天然物由来の医薬品 歴史的背景とくになし
第3回目
天然物創薬とは、スクリーニング源として微生物の採集、分離 天然物創薬の概説と微生物の採集・分離
第4回目
微生物(菌類)の分類・同定(1) 微生物の系統分類全体像
第5回目
微生物(菌類)の分類・同定(2) 菌類の分類
第6回目
微生物(菌類)の分類・同定(3) 不完全菌類の分類
第7回目
微生物の培養 培養とは何か、培地とそのデザイン
第8回目
サンプル調製スクリーニングに供試するために
第9回目
デレプリケーションと液クロ、LCMS分析天然物化学から見たスクリーニング
第10回目
スクリーニング・アッセイアッセイ系構築と手法
第11回目
二次代謝産物と生合成二次代謝とはなにか、生合成研究とcombiantorial biosynthesis
第12回目
高峰譲吉とバイオテクノロジー(1)功績と評価「日本科学の先駆者高峰譲吉」山嶋哲盛著 岩波ジュニア新書、J.W.Bennett Aspergillus and Koji:History, practice and molecular biology SIMnews 51:65-71(2001)を予習のこと
第13回目
高峰譲吉とバイオテクノロジー(2)現代的意義と将来にむけて
第14回目
総括(菌類の話)菌類はおもしろい「カビの不思議」椿啓介著 筑摩書房
第15回目

教科書
授業時に資料を配付、当研究部門のウェブサイトに講義で使用するスライドを掲載<http://www.tamagawa.ac.jp/sisetu/gakujutu/alsrc/sigen_index.htm>
参考文献
「生物資源アクセス」 渡辺幹彦・二村聡編 東洋経済新報社 2002年
成績評価方法
1)筆記試験またはレポート
2)講義の中、講義後のプレゼンス(積極性)
3)出席率
そのほか受講者への指示/メッセージ
1)英語の勉強をしよう 2)菌類に興味をもとう

更新日:12/24/2004
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