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生物資源学実験

科目
生物資源学実験
区分
生物資源学科科目群
授業コード
5303253066
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/678秋 金/678
単位数
1単位
担当者名
各担当者
授業の概要
「生物資源学の対象とする材料を自分の目で見、手で触れて、頭で考える」ことを目指して、領域に関連が深く、かつ基礎的な実験を各専門の担当者が分担して指導する。
到達目標
3年生から領域に所属するための基礎実験について修得することを目的とする.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス
植物組織培養 ―胚の無菌培養―
実験レポートの書き方についてのガイダンスと、トウモロコシの成熟胚の培養を行い無菌操作を修得する。
第2回目
収量調査 イネの収量構成要素について簡易即決診断器を用いて調査し、収量予察を行う。
第3回目
雑草の観察 耕地雑草を10種類以上採取し、その種の同定を行い生活型などの特徴を調査する
第4回目
植生調査法 野外調査と結果の基本的な整理を試み、植物社会学的な群落(植生)のとらえ方を学ぶ。
第5回目
植物病原菌の同定 菌類病の病徴、標徴と光学顕微鏡による病原菌の観察を行い、病気の診断、病原菌の同定プロセスの一部を学ぶ。
第6回目
植物の生長調節物質の作用 エチレンが花の老化に及ぼす影響、およびその抑制剤の効果を調査する。
第7回目
性フェロモンの生物検定 カイコとオオスズメバチを供試材料に2,3の基礎実験を試みる。
第8回目
花の色素分析薄層クロマトグラフィーによって、植物色素の中でひときわ人目を引く、花のアントシアニン色素の定性分析を行う。
第9回目
害虫の観察昆虫の分類学を日本の重要害虫の観察を通し実践する。
第10回目
樹幹解析樹木の幹の円板を取り年輪を調べることで、その幹の過去の生長経過を明らかにし、生長量を推定する。
第11回目
土壌分析土壌分析の基本的な実験を行う。なぜ土壌分析を行うのか、植物の生育と土壌の養分や水分との関わりを考えておくこと
第12回目
動物の学習 ―行動の観察と分析―ラットなどの小動物を用いて、学習行動について観察と分析を行う。
第13回目
牛乳の検査牛乳の成分規格試験のうち、pH、アルコールテスト、比重、乳脂肪について調査す る。
第14回目
第15回目

教科書
生物資源学実験書/玉川大学農学部生物資源学科編/
参考文献
課題により適宜補助資料などを配付する。
成績評価方法
各課題のレポートにより総合的に評価。ただし、総合評価を得るためには80%以上の出席(11回)が必要条件となる。
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/04/2004
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