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公衆衛生学

科目
公衆衛生学
区分
応用生物化学科科目群
授業コード
13544
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/910
単位数
2単位
担当者名
塩原 正一
授業の概要
 公衆衛生の目的は人々の健康づくりを総括的に考えることである。保健活動の国際協力の重要性が提唱される現在、世界の人々の健康環境を把握し、国際的な貢献を常に意識しながら自らの健康問題と共に公衆衛生の社会的背景を理解する。更に各種の資格例えば食品衛生監視員としての必要な公衆衛生学を教授する。
到達目標
食品衛生監視員としての公衆衛生の役割を知る。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
1.公衆衛生学の意義 公衆衛生の定義と目的、健康と公衆衛生
疾病予防の段階、健康管理
公衆衛生(学)と衛生(学)の役割と日常生活との関連で知る。
第2回目
2.公衆衛生学の歴史 外国の歴史、日本の歴史、現在の日本全15回分のプリントを配布するが古代ローマ時代からの歴史と現在を比較する。
第3回目
3.人口と公衆衛生 人口の動向、人口増減の要因、
人口構造と人口指標、人口の高齢化と公衆衛生
人口問題を少子・高齢化と国の基本を人口として捉える
第4回目
第5回目
4.衛生統計 衛生統計の意義、人口静態統計、人口動態統計
生命表、疾病統計
統計学の基礎を学ぶ。
第6回目
第7回目
5.疫学 疫学の意義、疫学の指標国際間の感染症取組みと現状(HIV、SARS等)を疫学の立場から学ぶ。
第8回目
第9回目
6.国際保健と衛生行政WHO活動、衛生行政活動NUを始めとし国際機関の役割と活動を知る。
第10回目
7.公衆衛生活動母子保健、成人(老人)保健、精神保健実際の公衆衛生活動を各項目(例 母子手帳)で学ぶ。
第11回目
第12回目
第13回目
8.学校保健学校保健の目的将来の教員の立場から健康と学校の係わりを知る。
第14回目
9.食品衛生監視員の役割公衆衛生と食品衛生監視食の管理・監視を日常生活と食業務から考察する。
第15回目
10.試験総合評価・定期試験全15回分の配布プリントを読み、授業内容を記したノート等を勉強しておく。

教科書
参考文献
財団法人厚生統計協会 国民衛生の動向 財団法人厚生統計協会
塩原正一他 新保健論 光生館
澤村良二他 環境衛生学 南山堂
坂本 裕他 公衆衛生各論 医歯薬出版
成績評価方法
定期試験、レポートおよび出席状況等を総合的に考慮して評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
配布でプリントを忘れずに持参する。大学生としての認識を自覚して勉強して下さい。

更新日:12/27/2004
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