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応用微生物学各論

科目
応用微生物学各論
区分
応用生物化学科科目群
授業コード
13508
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/12
単位数
2単位
担当者名
授業の概要
微生物は、約35億年前に地球上に誕生し、進化を繰返しながら地球上のいたる所に生息している。人類は有史以前からこれらの微生物を巧みに利用し様々な発酵食品を製造してきた。本講義では、発酵食品、アミノ酸、核酸や有機酸発酵、抗生物質、遺伝子組換え技術、鉱物精錬や環境浄化技術へと応用され多様な微生物利用技術を解説する。
到達目標
人類が分離・培養出来る微生物は、地球上の全微生物の僅か2%程度と推定されている。そこで、微生物の多様な能力を理解して、有用微生物を探索する知識や、新たな用途を開発する能力を身に付ける。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
生命の誕生と進化、微生物利用の歴史 微生物の誕生、DNAワールドの構築、微生物の性質、微生物利用の歴史教科書1~12頁を読む
第2回目
発酵、醸造食品 アルコール飲料教科書110~125頁を読む
第3回目
発酵、醸造食品 調味食品(しょうゆ、食酢、味噌)、その他の発酵食品(チ-ズ、ヨ-グルト、納豆、パン、納豆など)教科書125~139頁を読む
第4回目
食用微生物 ラン藻類やキノコで食用に利用される種類、特性、人工栽培教科書144~160頁を読む
第5回目
アルコール発酵と有機酸発酵 アルコール類と有機酸類の微生物による生産教科書161~175頁を読む
第6回目
アミノ酸発酵 アミノ酸類の発酵生産教科書175~193頁を読む
第7回目
核酸発酵と酵素の生産 呈味性ヌクレオチドの発酵生産、酵素の発酵生産と用途教科書193~208頁を読む
第8回目
中間試験
第9回目
生理活性物質抗生物質の概要教科書208~217頁を読む
第10回目
生理活性物質抗生物質の探索方法教科書218~223頁を読む
第11回目
生理活性物質抗生物質の作用機序と耐性菌配布する教材を読む
第12回目
生理活性物質ビタミン、植物ホルモン、酵素阻害剤教科書223~242頁を読む
第13回目
組換えDNA技術遺伝子組換え技術と物質生産への利用教科書63~70頁、277~281頁を読む
第14回目
産業と微生物バクテリアリ-チング、バイオレメデエ-ション、
食中毒
教科書310~318頁を読む
第15回目
期末試験

教科書
応用微生物学(改定版)/村尾澤夫共編/培風館/2,900円
講義資料/講義時に配布
参考文献
バイオのための基礎微生物学/扇元敬司/講談社サイエンティフィク/3,800円
Brock微生物学/M.T.Madigan共著、室伏きみ子監訳/オーム社/18,000円
微生物利用の大展開/今中忠行監修/エヌ・テイ-・エス/62,400円
成績評価方法
筆記試験および出席率
そのほか受講者への指示/メッセージ
微生物に興味を持ち、微生物に関わる仕事(研究)を望む受講生を期待します

更新日:01/19/2005
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