授業計画 | テーマ | 内容 | 授業を受けるにあたって |
第1回目 | 畜産と家畜 | 畜産業と畜産学。家畜の定義と野生動物の家畜化。 | 身の回りの畜産物について,その種類,消費量を把握しておくこと。 |
第2回目 | 日本の畜産 | 日本における畜産業の発達過程とその形態的特長。 | 畜産の歴史について年表レベルで認識しておくこと。 |
第3回目 | 家畜の品種 | 家畜の分類と利用目的に応じた能力的特長。 | 家畜種とその利用の形態について調べておくこと。 |
第4回目 | 畜産物の生産と利用 | 乳・肉・卵・皮革・毛などの性状と有用性。 | 畜産物の種類と特性について確認しておくこと。 |
第5回目 | 家畜の繁殖Ⅰ | 性ホルモンと性周期。配偶子の発生と成熟。受精、着床、妊娠と分娩。 | 繁殖に関わるホルモンの種類と作用について調べておくこと。 |
第6回目 | 家畜の繁殖Ⅱ | 繁殖の人為的支配。人工授精からクローン技術へ。 | 家畜の繁殖Ⅰの内容を十分に復習しておくこと。 |
第7回目 | 家畜の育種 | 家畜育種の考え方と理論、その応用。 | 遺伝学,育種学について基本理論を学習しておくこと。 |
第8回目 | 家畜の栄養 | 家畜に必要な栄養素とバランス。摂取した栄養素の消化と吸収。 | タンパク質,脂質,等質,繊維,ビタミン,ミネラルの栄養価について予習しておくこと。 |
第9回目 | 家畜の飼料 | 飼料の種類と特性およびその評価。 | 粗飼料,濃厚飼料についてその特質を理解しておくこと。 |
第10回目 | 草地と放牧 | 草地の特色と放牧の意義。牧草の種類と飼料としての価値。 | 牧草の種類と栄養特性について予習しておくこと。 |
第11回目 | 家畜の管理 | 家畜を取り巻く温熱、光、湿度などの様々な環境とその人為的制御。 | 各家畜の成育に適した環境について予習しておくこと。 |
第12回目 | 畜産と環境 | 家畜のもたらす環境問題とその対策。 | 排泄物の処理法について予習しておくこと。 |
第13回目 | 動物と人間の共生 | 動物と人間の関係。動物との共生の理念。 | 家畜によってもたらされる恩恵について予習しておくこと。 |
第14回目 | 家畜福祉 | 動物の権利と家畜を取り扱う上での問題。 | 各家畜の標準的飼育密度やと殺法などについて予習しておくこと。 |
第15回目 | 畜産の近未来 | 食としての畜産物の考え方。新技術の開発と発展の方向。 | ヒトの健康と畜産物の栄養的特性について予習しておくこと。 |