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有機化学IV

科目
有機化学IV
区分
応用生物化学科科目群
授業コード
13506
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 月/67
単位数
2単位
担当者名
堀 浩
授業の概要
天然物から医薬や農薬などとして有用な有機化合物が数多く抽出され、人々の生活に大きく貢献している。これれの物質を安価に、人の手で合成しようとすることが、有機化学IV(有機合成化学)の目的の一つである。本講では、数学や物理学で方定式を解く代わりに、化学式や構造式を使って有機化合物の合成を机上で設計することを試みる。初等幾何学の問題を解くような面白さも味わえるだろう。
到達目標
有機化学IVでは、医薬や農薬の分子設計・合成に関する反応で、特に重要な骨格形成反応、官能基変換反応および不斉合成などを中心に理解を進め、併せてそれらの反応の詳細な機構を理解出来るようにする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
炭化水素の合成 鎖状炭化水素の合成有機化学Ⅰ、Ⅱの該当部分を復習
第2回目
脂環状炭化水素の合成
第3回目
芳香族炭化水素の合成
第4回目
有機ハロゲン化合物の合成 アルキルハライド、アリルハライドの合成
第5回目
アルコールとその誘導体の合成 アルコール類、エーテル類の合成
第6回目
フェノールとその誘導体の合成 フェノール類、ジフェニルエーテル類の合成
第7回目
カルボン酸誘導体の合成 カルボン酸誘導体の合成
第8回目
ペリ環状反応フロンティア軌道論、ウッドワードホフマン則マクマリー有機化学§30を読んでおく
第9回目
第10回目
コンビナトリアルケミストリーコンビナトリアル合成
第11回目
不斉合成Ⅰ不斉合成の分類分子不斉について復習しておく
第12回目
不斉合成ⅡFelkin-Anhモデル
第13回目
不斉合成Ⅲ触媒的不斉合成
第14回目
不斉合成Ⅳ複増幅反応
第15回目
不斉合成Ⅴ生物のホモキラリティー問題

教科書
有機化学演習/大田正樹/培風館など
参考文献
Beilstein Handbuch, Methoden der Organischen Chemie
成績評価方法
定期試験と授業時における理解度
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/15/2003
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