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物理化学II

科目
物理化学II
区分
応用生物化学科科目群
授業コード
53520
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 火/34
単位数
2単位
担当者名
堀 浩
授業の概要
まず、物理化学Ⅰに続いて化学平衡と化学反応の起こりやすさについて復習。
次に、化学反応速度論の詳細な解説。
最後に、量子論の概略の解説。原子核の周りの電子の運動状態の量子力学的取り扱いについてはすでに化学Iと化学IIで触れてきたので復習程度とする。ここでは、分子の運動(並進、回転、振動)についての量子力学の適用について触れ、それらの情報により物質が発する光のスペクトル(または、吸収スペクトル)との関係について解説する。
到達目標
生体内での酵素反応の速度論や反応機構の物理化学的解釈ができるようにする。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
物理化学Ⅰの復習 ギブズの自由エネルギーと化学反応の起こりやすさ物理化学Ⅰで習得したG=H-TSについて復習しておく
第2回目
化学平衡とギブズの自由エネルギー
第3回目
反応速度論 反応速度の表し方化学Ⅱの反応速度論を復習
第4回目
第5回目
衝突論 活性化エネルギー分子の運動と速度について予習
第6回目
素反応速度論 反応機構
第7回目
酵素反応 ミカエリス-メンテン機構触媒とは何か予習しておく
第8回目
第9回目
量子力学の基礎と運動エネルギーの量子レベル古典力学から量子力学への移行、シュレーディンガーの波動方程式、運動エネルギー(並進、回転、振動)の量子レベル化学Ⅰの復習をしておく
第10回目
電子のエネルギー順位原子の周りを運動する電子のエネルギー順位原子構造を復習しておく
第11回目
運動エネルギーの量子化分子の振動、回転、並進運動内部エネルギーの実体について予習しておく
第12回目
第13回目
分子が持っているエネルギーと吸収する電磁波分子の構造と吸収する電磁波紫外線、可視光、赤外線、マイクロ波について予習しておく
第14回目
第15回目
分子分光法分光分析の原理と方法分析化学Ⅱを復習しておこう

教科書
参考文献
成績評価方法
小テストとレポートと定期試験の総合による5段階評価
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:02/09/2004
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