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生物環境システム学概論

科目
生物環境システム学概論
区分
生物環境システム学科科目群
授業コード
53320
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 月/56
単位数
2単位
担当者名
岩坪 友義
授業の概要
生態系科学,生物生産環境学ならびに環境社会科学領域における研究のトピックスを領域別に担当教員が紹介するとともに,外部講師によりご講義いただく.本講義では,領域全体の理解を通じて,将来配属される専門領域への理解を深めることを目標としており,5セメスター以降に所属することになる領域選択の判断材料ともなりうる.
到達目標
各領域に属している教員の研究内容を学習することにより,生物環境システム学の骨子を習得する.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
オリエンテーション 生物環境システム学科の教育・研究体制と目標特になし
第2回目
生物と環境 生物と環境,そのつながりの大枠を示し, それらから構成される「システム」の見方・考え方を例示する.環境の中の生物、環境と生物のかかわりあいについて整理しておく
第3回目
生態系機能の評価 炭素循環の原理,炭素循環のプロセス測定,草原生態系の炭素収支陸上生態系の構造と炭素循環について調べておく
第4回目
生態系のつながりと攪乱 陸域生態系と海洋生態系は様々な要素を通じて影響しあい,物質が相互に移動している.その移動を人為的攪乱によって遮断してしまうことは様々な問題を引き起こす.カナダBC州における実例を用いて解説する.陸域生態系と海洋生態系の関係について、いくつかの事例を探しておく
第5回目
松の変遷から日本の環境をみる -松の文化論- 国土の緑も縄文時代から、人々の生活と共に移り変わってきている。日本で代表的な樹木である、松(クロマツ、アカマツ)は日本人の開発の歴史を象徴する樹種でもある。松の分布の変遷を通じて緑地の環境の変化を考えてみる。日本に生育するマツの種類について調べておく
第6回目
国内プログラム解説 プログラムの説明,自然の紹介特になし
第7回目
現代の樹木医学 街路樹・公園樹、さらには天然記念物などの樹木に対する、樹木医学的な診断・治療・予防の現状について解説し、身近な樹木が、地球環境の保全に果たす役割について考察する。身近な樹木の生育状況をよく観察しておく
第8回目
作物栽培にとって良い環境とはなにか物の生育は、太陽の光エネルギーを利用し、日ざしの強さ日長、気温、地温、酸素や二酸化炭素、土壌中の水分・養分などの環境によって、大きな影響を受けます。さらに病気や害虫、雑草の影響を受けたりします。このように植物は、環境とさまざまに関係しながら生育しています。植物の生育に関して気温条件、土壌条件について調べておく
第9回目
ファレノプシス(コチョウラン)の栽培環境と生育ファレノプシスの栽培は,無菌環境と温室環境が必要である.これらの環境でのファレノプシスの生育について解説する.ランの育て方について調べておく
第10回目
人間の生産活動に関わる動物種家畜,伴侶動物,展示動物,医療動物,野生動物の位置づけおよび役割について講義する。内容に挙げた5領域の動物について、近年顕在化している問題点を可能な限り調べておく
第11回目
畜産環境保全畜産の歴史の長い西欧では、環境汚染を引き起こさないよう、飼料畑の面積当たりの 家畜頭数を制限するなどの対策をとっているが、飼料基盤の弱い、日本では余剰の家畜 ふん尿による環境汚染が問題化してきている。
本講義は畜産に係わる環境を考える。
畜産公害とは何か、事例を考えておく
第12回目
カナダプログラム解説カナダプログラムの説明、カナダ自然紹介特になし
第13回目
食の原点『日本人にとって一番体に合っている「食」とは何か』すなわち,人間はどのような地域で発祥し、その地域ではどのような食物があり、日本人は長い間どのようなものを繰返し摂取してきたのか,などについて統計的な視点から解説する.「食とは何か」について予め考えてくる事
第14回目
まとめまとめ
第15回目
まとめまとめ

教科書
授業中に資料の配布
参考文献
各回ごとに提示もしくは資料配布
成績評価方法
毎回レポートの提出/授業への参加度
そのほか受講者への指示/メッセージ

更新日:01/21/2005
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