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食品機能化学III

科目
食品機能化学III
区分
応用生物化学科科目群
授業コード
13533
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 水/12
単位数
2単位
担当者名
冨田 信一
授業の概要
食品の3つの機能として、栄養的機能(1次機能)、嗜好的機能(2次機能)および生理的機能(3次機能)がある。食品の生理的機能は、食品中に含まれる特有の機能を持つ成分に基づいて発揮され、病気の予防、健康の増進など生体の調節に関与する。本講義では生理機能成分と生体との関係について学ぶ。
到達目標
食品の生理機能と生体との関わりについて十分理解し、説明することができる。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
食品成分の生理機能
保健機能食品
授業内容の概説
特定保健用食品と栄養機能食品
身近にある食品を見ておく。
第2回目
食品と生体防御 生体の防御機構1非特異的生体防御機構について、その機構と因子を調べておく。
第3回目
生体の防御機構2免疫担当細胞、抗体の種類について調べておく。
第4回目
栄養と生体防御との関係プリントを読んでおく。
第5回目
食品による免疫系の賦活プリントを読んでおく。
第6回目
食品アレルギーアレルゲンとは。
第7回目
活性酸素 活性酸素とは何か、酸素の化学、活性酸素の生成酸素の電子軌道
第8回目
活性酸素と生体成分との反応
生体の酸化的損傷
活性酸素と老化、疾病
活性酸素とフリーラジカル
第9回目
酸化的損傷に対する生体の防御機構
食品中の抗酸化物質
プリントを読んでおく。
ビタミンC、ビタミンEについて調べておく。
第10回目
食品と変異原変異原とは何か、ガンとの関わりプリントを読んでおく。
第11回目
突然変異と抗突然変異プリントを読んでおく。
第12回目
食品中の変異原性物質とその作用機序食品中の変異原性物質を調べておく。
第13回目
食品中の抗変異原性物質食品中の抗変異原性物質を調べておく。
第14回目
食品成分間の相互作用食品成分の相互作用による生理的機能の発現アミノカルボニル反応について調べておく。
第15回目
発酵食品の機能性発酵による生理的機能の発現乳酸発酵について調べておく。

教科書
配布資料
参考文献
栄養機能化学/栄養機能化学研究会/朝倉書店
最新栄養化学/野口忠 他/朝倉書店
その他、授業中に適宜紹介する。
成績評価方法
レポートおよび期末試験により総合的に評価する。5段階評価。
そのほか受講者への指示/メッセージ
講義で使うプリントは、予習ができるように配布する。
受講にあたって食品機能化学ⅠおよびⅡを修得していることが望ましい。

更新日:01/24/2005
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