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化学I
科目
化学I
区分
応用生物化学科科目群
授業コード
13554
開設セメスター
3S
曜日・時限
春 金/56
単位数
2
単位
担当者名
東岸 和明
授業の概要
まず物質の量とエネルギーを表わす国際単位について解説する。
次に物質の構成成分(元素)とその粒子(原子)について論じ、原子を形成する原子核と電子の概念を明確にする。
さらに、原子核のまわりを運動する電子の量子力学的な取り扱いによる元素の電子配置、現代の元素の周期律について解説する。また、これらの概念に基づいて2原子間に生じる化学結合と化学エネルギーを論じる。
到達目標
国際単位を用いた計算(物質の量、質量、エネルギー)ができるようになること。元素の電子配置に基いた化学結合の種類と強さを評価できるようになること。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
数量と国際単位
物質の量、質量、エネルギーなどの国際単位
単位と有効数字を考慮した計算を習熟
第2回目
元素と原子
元素は成分、原子は粒子という概念
特になし
第3回目
原子核
陽子と中性子の結合エネルギー
第4回目
量子論
ボーアの量子論から波動方程式まで
第5回目
電子の軌道
電子の運動状態
第6回目
原子の電子配置
電子の最も安定な軌道と励起
第7回目
元素の周期律
電子配置による周期律の理解
周期表の第4周期までの元素及びそれ以降の重要元素を覚える
第8回目
〃
電気陰性度と周期律
第9回目
2原子間のイオン結合
2つの原子間にはたらく静電引力とイオン結合の関係
第10回目
〃
〃
第11回目
2原子間の共有結合
2つの原子が共有する電子の量子論的な取り扱い
第12回目
〃
〃
第13回目
配位結合
通常の共有結合化合物の中にある配位結合と遷移金属による配位結合
第14回目
金属結合
自由電子の考え方と金属結合
第15回目
結合エネルギー
化学結合によるエネルギーと物理的な力によるエネルギー
教科書
化学-物質の構造・性質および反応/化学同人
必要に応じて授業時にプリントを配布(秋セメ:絵とき化学入門/オーム社、視覚でとらえるフォトサイエンス化学図録/数研出版 計3冊を使用する)
参考文献
ギャレット・化学(上・下)/東京化学同人
基礎演習シリーズ 一般化学/裳華房
成績評価方法
小テスト・レポートおよび試験の総合による評価
そのほか受講者への指示/メッセージ
関数電卓を用意すること。
更新日:
03/17/2004
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