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生物学実験
科目
生物学実験
区分
生命化学科科目群
授業コード
53500
、
53515
開設セメスター
2S
曜日・時限
秋 月/123
、
秋 火/123
単位数
1
単位
担当者名
高﨑 宏寿,山﨑 旬
授業の概要
本実験は,農学領域の学習研究の基礎として必要な生物学の諸分野についての素養と実践能力とを修得することを目的とする.下記内容の実験を通して,生物材料の取り扱い,観察方法,実験技術,レポート作成などの基本を体得する.
到達目標
農学部で学ぶ学生として体得すべき基本的な実験技術・手法を、実物(植物、動物、昆虫)にふれて体感しながら修得する。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
ガイダンス
観察と描画の心得
植物の構造 Ⅰ.花の構造
植物の花の役割を考えてみる。
第2回目
光学顕微鏡の使い方
動物の精子の形態の観察と大きさの測定
顕微鏡の構造と使い方を理解しておく。
第3回目
生物の構造と機能 Ⅰ
植物の構造 Ⅱ.葉の構造の観察
植物の葉の役割を考える。
第4回目
生物の構造と機能 Ⅱ
植物の構造 Ⅲ.種子と果実
植物の種子・果実の役割を考える。
第5回目
生物の構造と機能 Ⅲ
植物の構造 Ⅳ.花粉の形態と発芽
花粉の発芽とはどう言うことか考える。
第6回目
生物の構造と機能 Ⅳ
体細胞分裂(タマネギの根端細胞の分裂)
細胞分裂にはどのような種類があるか?またどのような段階があるか?復習しておく。
第7回目
動物の形態 Ⅰ
大型哺乳動物の外部形態(牛、豚、山羊)
各家畜の形態の特徴を考えておく。
第8回目
動物の形態 Ⅱ
小型哺乳動物の内部形態(消化・呼吸・循環器)
哺乳動物の内臓にはどのような器官があるか復習しておく。
第9回目
動物の形態 Ⅲ
昆虫の外部形態(ハナバチの集粉器官の構造)
昆虫の各器官の役割を考える。
第10回目
動物の形態 Ⅳ
家畜(牛、豚、羊、山羊)の毛質の比較
毛の役割を考える。
第11回目
物質の抽出と生物検定Ⅰ
アレロパシー物質の抽出
アレロパシーとは何か考える。
第12回目
物質の抽出と生物検定Ⅱ
アレロパシー物質の生物検定
他感作用とは何か考える。
第13回目
生物の反応
生体防御機構(動物の血球の観察)
血液の役割を考える。
第14回目
コンピュータ演習
PCによるデータ処理およびそれらの表現法
第15回目
まとめ
結果の表現・レポートの書き方・プレゼンテーション
教科書
生物資源学実験書,必要に応じてプリントを配布
参考文献
現代生物学図説(荒木他,培風館)その他
成績評価方法
出席および各回の実験レポートを総合評価(レポートの提出は出席を前提とする)
そのほか受講者への指示/メッセージ
更新日:
02/14/2003
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