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実験計画法

科目
実験計画法
区分
経営工学科科目群
授業コード
14418
開設セメスター
5S
曜日・時限
春 木/56
単位数
2単位
担当者名
直井 知与
授業の概要
日本製品の品質・原価の競争力の源泉には、データ解析による継続的な改善活動がある。技術者や管理スタッフには、実験計画法による品質レベルの向上や原価低減が必須要件となっている。本科目では、実企業での事例をもとに、実験の計画、データ解析の具体的アプローチを示す。
到達目標
①具体的改善技法としての実験計画法の理解
②技術改善の方法としての理解
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
品質改善の役割 品質向上における生産技術と管理技術の役割2年次までに学んだ講義内容を考慮して、企業の品質活動の必要性を考えておくこと。
第2回目
実験計画法と改善 品質改善における実験計画法の役割テキストの第1章を予習しておくこと。
第3回目
統計的データ解析の基礎(復習) ①特性のばらつきとその取り扱い
②統計的検定・推定の復習
2年次に学んだ統計的検定・推定の基礎的内容を復習しておくこと。
第4回目
一元配置実験 ①一元配置実験とは
②一元配置実験の解析
テキストの第4章を必ず予習しておくこと(十分な理解は必要ない)。
第5回目
二元配置実験1 ①二元配置実験とは
②二元配置実験(繰返しのない場合)の解析
一元配置実験の解析方法を復習(理解)しておくこと。
第6回目
二元配置実験2 ①交互作用の検討
②二元配置実験(繰返しがある場合)の解析
繰返しの意味を理解しておくこと。
第7回目
多元配置実験 ①多元配置実験とは
②多元配置実験の解析
二元配置実験の解析方法を復習(理解)しておくこと。
第8回目
直交表による実験計画1①実験計画法における直交表の役割
②直交表の構造
③交互作用の直交表への割り付け
交互作用の意味を理解しておくこと。
第9回目
直交表による実験計画2①直交表への割り付け方1
②2水準の場合の実験の解析1
二元配置実験の解析方法を理解しておくこと。
第10回目
直交表による実験計画32水準の場合の実験の解析2直交表への割り付け方法のポイントを理解しておくこと。
第11回目
直交表による実験計画4①直交表への割り付け方2
②3水準の場合の実験の解析
2水準の場合の実験の解析方法を理解しておくこと。
第12回目
その他の実験計画①特性のばらつき低減のための実験
②不良率低減のための実験
③0-1データの解析法 など
データの種類について予習しておくこと。
第13回目
まとめ①実験計画法を用いた品質改善アプローチ
②田口の品質工学の考え方と活用
これまでの講義内容をもとに、実験計画と品質改善の結び付きを考えておくこと。
第14回目
第15回目

教科書
実験の計画と解析(基礎編)/谷津進/日本規格協会/2,200円
参考文献
実践実験計画法/谷津進・直井知与/日刊工業新聞社/3,300円
成績評価方法
定期試験80%/授業への参加・取組み度20%
そのほか受講者への指示/メッセージ
2年次開講の統計的方法Ⅰを履修していることが望ましい。

更新日:01/27/2005
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