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通信工学

科目
通信工学
区分
知能情報システム学科科目群
授業コード
54717
開設セメスター
4S
曜日・時限
秋 水/56
単位数
2単位
担当者名
竹内 正男
授業の概要
通信とは情報をある点から他の点に伝達することであり、通信工学はその技術的手段の学問体系である。ユビキタスネットワーク社会の一翼を担う基盤技術としての通信工学は、電子情報系技術者が身につけるべき重要な学問である。本講義では、主として信号の数学的取り扱いの基礎や、さまざまな変調方式の基礎について学ぶ。
到達目標
技術進歩の著しい通信工学の分野では基礎の理解が重要である。特に、フーリエ級数とフーリエ積分は信号を扱う上で最も大切である。講義中に配布する”ポイント”や”演習問題”は最低限理解する必要がある。
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
序 論 電気通信の歴史と通信システムの基本構成講義を受けるあたって、予習と復習を必ずして下さい。演習問題は自分の理解度を知るために、必ず解いてみて下さい。
第2回目
信号波の解析 周期信号のフーリエ級数展開
第3回目
複素フーリエ級数展開
第4回目
フーリエ変換(1)
第5回目
フーリエ変換(2)
第6回目
フーリエ変換の性質
第7回目
連続時間システム
第8回目
振幅変調信号の変調と復調
第9回目
振幅変調(AM)のスペクトルと復調の原理
第10回目
搬送波抑圧振幅変調(DSB)及び単側波帯振幅変調(SSB)通信方式
第11回目
周波数変調位相変調(PM)と周波数変調(FM)の原理(1)
第12回目
位相変調(PM)と周波数変調(FM)の原理(2)
第13回目
周波数変調のスペクトルと復調方法
第14回目
FMの雑音特性
第15回目
まとめ

教科書
植松友彦 著:「よくわかる通信工学」 オーム社、他に、講義中に講義のポイントをまとめたプリントを随時配布する。
参考文献
畔柳功芳・塩谷 光共著:「通信工学通論」 コロナ社
成績評価方法
主に試験(2回)によって評価するが、授業への出席率も考慮する。
そのほか受講者への指示/メッセージ
本科目は、「情報通信システム」などの科目と共に、無線従事者の免許を取得するために必要です。

更新日:01/21/2005
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