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計画数学

科目
計画数学
区分
経営工学科科目群
授業コード
54412
開設セメスター
6S
曜日・時限
秋 木/56
単位数
2単位
担当者名
菅原 昭博
授業の概要
与えられた制約のもとで,システムのある基準を最適にすることを考えるのが計画数学である.この授業では,線形不等式で与えられる制約条件のもとで,線形の目的関数を最大・最小にすることを考える線形計画法を中心に講義する.代数学入門,微積分入門,代数学Ⅰ,解析学Ⅰ,解析学Ⅱを取得していなければ講義についてくることは難しい.
到達目標
線形計画法の基礎理論を理解し,自らの手で定式化した線形計画問題を解けるようになることを目標とする.
授業計画
テーマ
内容
授業を受けるにあたって
第1回目
線形計画問題とは 輸送問題,栄養素の問題等で具体的に線形計画問題を定式化してみる.その後で,これから必要になる代数の復習を行う1年次の代数入門,代数学Ⅰの復習をしておくこと.
第2回目
数学的背景(1) ベクトル空間と凸集合凸図形の特徴を数学的に説明できるようにしておくこと.
第3回目
数学的背景(2) 線形不等式と連立方程式の解未知数と方程式の数がことなる連立方程式の解の構造を復習しておくこと
第4回目
一般線形計画問題(1) 線形計画問題の定式化復習として具体的問題を自ら考えて,数学的定式化を行っておくこと
第5回目
一般線形計画問題(2) 線形計画問題の解の性質いろいろな解の数学的意味を復習しておくこと.特に,基底解には注意すること
第6回目
一般線形計画問題(3) 端点解の作り方実行可能解の端点解と基底解の関係を復習しておくこと
第7回目
演習 問題演習演習の時間に黒板でやられた例題、問題を家で自分で解けるまで演習すること。
第8回目
シンプレックス法(1)最小実行可能解の求め方端点解の中に最小実行可能解があることを自ら賞できるようになるまで復習しておくこと
第9回目
シンプレックス法(2)シンプレックス計算の手順(1)端点解でより目的関数が小さくなるものを見つける手順を復習しておくこと
第10回目
シンプレックス法(3)シンプレックス計算の手順(2)実際の計算手順と数学的理論の関係を理解できるまで復習しておくこと
第11回目
シンプレックス法(4)人工基底を用いる方法人工基底を用いた場合の計算を自分で解けるまで演習すること
第12回目
シンプレックス法(5)スッラク変数を用いる方法スッラク変数を用いた場合の計算を自分で解けるまで演習すること
第13回目
総合演習今までの内容を振り返り,演習を行う黒板でやられた例題、問題を家で自分で解けるまで演習すること
第14回目
総合演習演習を行う黒板でやられた例題、問題を家で自分で解けるまで演習すること
第15回目
総合演習演習を行う黒板でやられた例題、問題を家で自分で解けるまで演習すること

教科書
「線形計画法」 ソウルI. ガス (好学社)
参考文献
演習プリント使用
成績評価方法
期末試験の結果より評価する
そのほか受講者への指示/メッセージ
授業ノートを確実にとること

更新日:02/14/2005
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